札幌 大通公園の12丁目は、バラ園と水路で構成されており公園というよりは庭園と言った方が似合うエリアです。
大通公園12丁目(大通西12丁目)の概要
大通公園12丁目は、「花 サンクガーデンゾーン」と名付けられており、名前の通り花とガーデンのエリアとなっています。
中央に水路があり、その脇にバラ園がありヨーロッパ調の庭園をイメージさせる作りになっています。なお水路の水は6月から9月中旬まででそれ以外は水がありません。
また大通公園13丁目にある札幌市資料館へと水路が続いているように見え、まるで大きなレンガ作りの家に水路とバラ園が続いているかのような感じを受ける場所です。
なお水路は写真の左側がミュンヘンゾーンで右側がポートランドゾーンとなっています。
大通公園12丁目の銅像・オブジェ
大通公園には2つの銅像・オブジェがあります。
狛犬?シーサー?
大通公園12丁目には4体の狛犬のようなシーサーのような石像があります。
由来が書かれたものが無いため詳細は分かりませんが、中国・瀋陽市と姉妹都市関係にありその関係で置かれているものと思います。
なおバラの一部も中国・瀋陽市から贈られたものとのことです(ポートランドから贈られたものもあります)。
若い女の像
佐藤 忠良 作で1984年に設置されました。女性のブロンズ像では珍しくジーンズを履いているのが特徴的な像です。
大通公園12丁目の風景
大通公園12丁目の風景と言えばやはり札幌市資料館です。重厚なレンガ作りの建物は北海道庁旧庁舎(通称・赤れんが庁舎)と共に回って欲しい観光スポットです。
そして大通公園12丁目からはポツンと上部だけさっぽろテレビ塔も見ることが出来ます。
なお大通公園12丁目には地下鉄の出入口は無いため、最寄駅は大通公園11丁目にある地下鉄東西線 西11丁目駅となります。また大通公園12丁目にはトイレが無いため大通公園11丁目のトイレが13丁目の札幌市資料館のトイレを使うことになります。
大通公園12丁目の花々
大通公園12丁目には桜の木もあり例年4月下旬から5月上旬に桜の花が咲きますが、それよりも注目して欲しいのが木蓮です。
大きなピンクや白の花びらはとても艶やかです。
そして6月から7月にかけてバラが見頃になります。
いろいろな色のバラや芍薬の花が咲き乱れ一年で1番大通公園12丁目が鮮やかになる季節です。
この時期、多くの人がバラを見に訪れます。
札幌市資料館とバラでまるでヨーロッパの庭園のような感じがする公園です。
この頃になると大通公園12丁目の水路にも水が流れ噴水から水も出るようになります。
冬の大通公園12丁目
冬になると庭園部分は雪で覆われ立入禁止となります。
1月中旬くらいまでは雪しか無い状態ですが1月後半からはさっぽろ雪まつりの市民雪像が作り始められます。
最初はただの四角い雪の固まりが作られ、ここから掘って削って雪像が作られていきます。
さっぽろ雪まつりの様子は下記記事をご覧ください。
以上、大通公園12丁目についての解説でした。
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