琴似屯田兵村兵屋跡は、明治時代初期の建物で、屯田兵が北海道に入植しはじめた頃の歴史を知る上で重要な史跡です。
無料で見学することが出来ます。
1982年に国の史跡に指定されています。
琴似屯田兵村兵屋跡へのアクセス方法・詳細
- 住所:〒063-0812 北海道札幌市西区琴似2条5丁目1-12
- 電話番号:011-621-1988
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 見学時間:9:00~16:00
- 定休日:年末年始(12/29~1/3)
- 入場料:無料
- 駐車場:無し(あるとなっていますが発見出来ませんでした)
- マップコード:9 546 770*83
琴似屯田兵村兵屋跡へのアクセス方法・行き方
琴似屯田兵村兵屋跡の最寄り駅は地下鉄東西線「琴似駅」1番出口です。
徒歩3分くらい・約200メートルの距離です。
1番出口を出て左側を見るとイオンが見るので信号を渡らずにイオンに沿って歩いていき、最初の道を左折すれば見えてきます。
車の場合は札幌市の公式サイトでは駐車場があることになっていますが現地を探しましたが見当たりませんでした。
すぐ隣には有料の駐車場があります。
琴似屯田兵村兵屋跡の外観と中の
琴似屯田兵村兵屋跡は小さな建物と警備員の詰所、そして畑から構成されており決して大きな場所ではありません。
上記写真及びその裏の畑のみです。過度な期待をしていくとがっかりします。
建物自体は上記の写真に映っているものだけです。
屯田兵の暮らしや古い建物に興味が無ければがっかりするかもしれません。
しかしこの建物は1874年(明治7年)に建てられたということで140年以上前に建てられておりそれが現存されていて無料で見学出来ると思うと近くに行った時に立ち寄ってみても良いかな?と思うのではないでしょうか?
敷地内に入ると警備員の詰所があり、琴似屯田兵村兵屋跡の説明が書かれています。
説明板と書かれて表示されている内容は普通に何の予備知識も無しで読んだら意味が非常に分からないものになっているのはお国の仕事だからでしょう。
「指定理由及び説明事項」って何に指定されているのか最初に説明しないと意味無いですよね。
指定の指定しているものはこの琴似屯田兵村兵屋跡が「国指定の史跡」及び札幌市の文化財に指定されていることを指しています。
警備員詰所の反対側には「琴似屯田兵村兵屋跡」の石碑がたっています。
また琴似屯田兵村兵屋跡の大きさがパネルで説明されていました。
中に入ると土間になっており、右側に当時使われていた農機具等が展示されています。
左側は木の床になっており、靴を脱いで上がることが出来ます。
床の右側には当時の家財等が置かれていました。
畳の部屋には機織り機(ハタオリキ)が置かれていました。
天気が良い日は縁側で過ごしたんだろうな~と昔の様子を想像しました。
奥にもう1部屋小さな和室があります。
天井は三角で最上部はかなり高くなっています。
琴似屯田兵村兵屋跡の畑
建物の裏側には畑も再現され実際に野菜が育てられています。
当時は自家農園として生活の糧の足しとしていたそうです。
畑と琴似屯田兵村兵屋跡
今でいう田舎生活のようですが、そんな甘い生活では無かったでしょうね。
琴似屯田兵村兵屋跡には行くべき?
琴似屯田兵村兵屋跡には観光で行くべきかどうか?と聞かれると少し困ります。
悪い場所ではありませんが屯田兵の生活を垣間見たい!古い和風の建物が見たい、北海道の歴史をもっと知りたい!という人以外は見に行かなくても良いように思います。
でも近くにはパワースポットとして人気の琴似神社があるので琴似に行ったついでに一緒に見るというのが良いのではないでしょうか?
そして当時の屯田兵の生活を思い浮かべてみるのも良いと思います。
以上、琴似屯田兵村兵屋跡についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。