札幌国際スキー場は札幌市のスキー場の中で最も山間部にあり上質な雪質で人気です。
札幌だけでなく小樽からも近く上級者から初心者までのコースがあり多くの人が訪れます。
標高1100メートルの山頂まではスカイキャビンでスキーをしない人でも行くことが出来るので、付き添いで行く人も絶景を楽しめるスキー場です。
なお秋には「秋祭り」が開催され紅葉を楽しむことも出来ます。
札幌国際スキー場の詳細
札幌国際スキー場の料金
札幌国際スキー場はスキーシーズン中は3段階に料金が設定されています。
- 初滑り期間(11月中旬から11月末)
- 通常期間(12月から3月末)
- スプリング期間(4月からゴールデンウィーク)
通常期間が最も料金が高くなりますが、その年の天候等で期間が変更になることもあります。
詳しい料金は公式サイトにて確認ください。
- 札幌駅からのバス料金と1日券がセットになったバスパック
- 大人1人と子供1人の1日券がセットになった親子パック
- 1日券とランチがセットになったランチパック
- 1日券と日帰り入浴がセットになった温泉入浴パック
上記のパック料金もあります。
雪道の運転に自信が無い方ならバスパックがお得でおすすめです。
札幌国際スキー場の注意点は夜間道が閉鎖されること
小樽から札幌国際スキー場へ向かう道道1号線は朝里峠という場所を通りますが、夜間は通行止めになります。
通行止め時間は19時から翌朝7時までとなっています。
札幌側への時間による通行止めはありませんが、安全を配慮して札幌国際スキー場はナイター営業を実施していません(吹雪等で閉鎖されることはあり)。
札幌国際スキー場へのアクセス方法・行き方
札幌国際スキー場へは車かバスで行くことになります。
自家用車・マイカーでの行き方・アクセス方法
札幌中心部からだと概ね1時間くらいですが冬季はもう少し時間がかかります。
カーナビで施設名・電話番号・マップコードで検索すれば問題なくルートは設定出来ます。
ただし札幌市中心部からだと高速道路を使う小樽市側からのルートが案内されることがあります。つまり
- 定山渓を通るルート(一般道のみ)=約1時間
- 小樽を通るルート(高速道路を使うルート)=約50分
があります。
小樽を通るルートの方が早く到着出来ますが、10~20分の時間差なので定山渓を通るルートがおすすめです。
バス・公共交通機関での行き方・アクセス方法
札幌国際スキー場は山奥にあるため電車のみでは行くことは出来ません。
札幌駅からスキーシーズン中は毎日バスが出ているので札幌駅からバスで向かうことになります。
午前中7時台から9時台までの間に4本のバスが通常期間は出ていますが、スプリング期間は9時頃の1本のみとなっています。
なお新千歳空港からもバスが出ています。ただし完全予約制なので事前の予約が必要です。
タクシーで向かう場合は札幌駅よりもJR函館本線「朝里駅」から向かうのがお得です。
朝里駅では通常タクシーは待機していないので事前にタクシーを予約しておきましょう。
タクシー代は概ね6000円くらいです。
札幌国際スキー場の様子
札幌国際スキー場の建物です。
この中を抜けていくとゲレンデになっています。
ゴンドラがずっと続いているのがわかります。
札幌国際スキー場のスキーコースは7コースです。
- ダウンヒルコース(最大傾斜30度)=上級者向き
- エコーコース=中級者向き
- ウッディーコース=中級者向き
- スイングコース=中級者向き
- ファミリーコース=中級者向き
- 林間コース=初級・中級者向き
- メルヘンコース=初級者向き
内、林間コースとメルヘンコースは繋がっていて全長3600メートルものロングコースになっています。
ゴンドラはスカイキャビン8とスカイキャビン6がありますが、平日はほぼスカイキャビン8のみの稼働となっています。
リフトは、メルヘンクワッドリフト・エコークワッドリフト・ウッディーペアリフトの3つがあります。
メルヘンクワッドリフト以外のリフトは山間部の途中からでゲレンデから乗れるのはメルヘンクワッドリフトのみとなっています。
平日であればどのリフト・ゴンドラもあまり混雑していないのですぐに乗ることが出来ます。
ゴンドラがメインになっている人が多いのでリフトはより空いています。
初心者向けにスノーエスカレーターも設置されています。
ゲレンデの上の方を見上げると人がまばらに滑っているのが見えます。
札幌には5つのスキー場がありますが、札幌国際スキー場以外は小中学生のスキー授業があるため、平日でも時間帯によってはかなり混雑することもありますが、札幌国際スキー場はほぼスキー授業が無いので平日混雑しないのがメリットになっています。
ゴンドラに乗る時、スキー板やスノボは外に立てかけておきます。
ゆっくりと回転して上がっていくゴンドラ乗場
山頂のカフェは早い時間帯なら空いています。
山頂からは晴れていれば石狩湾をはじめ、小樽までくっきりと見ることが出来ます。
もう1基あるゴンドラ「スカイキャビン6」は平日は運行していないことが多いです。
札幌国際スキー場のレストランや食堂・管理棟
管理棟の中に入るとすぐにラーメン屋さんがあります。
奥には売店もありお菓子やお土産を購入することも出来ます。
ショップもあり、小物を忘れた時は購入することも出来ます。一部アウトレット品も置いてありました。
なおウェアやスキー板等のレンタルは地下1階にあります。
スナックコーナーもありました。
スナックコーナーの前は休憩所になっています。
2階に上がるとレストラン・食堂が3カ所あります。
- ウッドペッカーというピザとパスタのお店
- スカーレルという洋食レストラン
- ラビットというファミリーレストラン
です。
ウッドペッカーが一番空いていて平日であれば概ねすぐに注文出来ます。
続いてスカーレルは少しだけ高級志向のレストランです。
と言っても極端に高い訳ではありません。
いかにもシェフ!といった感じの方が提供してくれます。
一番大きなレストランがラビットです。
ラーメンやカレー等の一般的なメニューがメインです。
平日であれば座れないということは無いにせよ、かなり混雑しています。
横になれる休憩室も2階にありました。
札幌国際スキー場へ行こう
スキーをする人もスキーをしない人も、両方とも楽しめるのが札幌国際スキー場です。
札幌の他のスキー場は山頂までのゴンドラ・リフトはスキーをする人以外は乗れませんが、札幌国際スキー場は乗ることが出来ます(ゴンドラのみ)。
スキーをしない人は山頂までゴンドラで行って景色を楽しんだりすることが出来るのが札幌国際スキー場の魅力の1つです。
市内からはやや遠いですが、楽しめるスキー場です。
以上、札幌国際スキー場についてでした。
帰りは豊平峡温泉で疲れを癒やすのがおすすめです。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。