定山渓ダムは、札幌市南区定山渓にあるダムです。定山渓ダムにせき止められて作られた湖が「さっぽろ湖」となっており、秋には紅葉スポットとして多くの人が訪れます。
また定山渓ダムの下には下流園地と呼ばれる公園的な施設と定山渓ダムについて詳しく解説している定山渓ダム資料館もあり、散策しながら景色を楽しむのにとても良いビュースポットとなっています。
定山渓ダムへのアクセス方法を含めて説明していきます。
定山渓ダムの詳細とアクセス方法・マップコード
定山渓ダムを見るスポットは大きく分けて2カ所あります。
- さっぽろ湖第一展望台
- 定山渓ダム 下流園地
それぞれ場所が異なるのでそれぞれの詳細とアクセス方法を説明します。
さっぽろ湖第一展望台の詳細とアクセス方法・マップコード
さっぽろ湖第一展望台は定山渓ダムを湖側から見ることが出来るスポットです。
- 住所:〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓
- 電話番号:なし
- 営業時間:24時間(夜はほとんど見えません)
- 定休日:なし
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料・第一展望台そのものが駐車場)
- マップコード:708 844 593*64
- 参考サイト:札幌市南区 さっぽろ湖
さっぽろ湖第一展望台へは、車でなければ難しい場所にあります。
バスはここには停車しませんので、車でなければたどり着けません。
稀に自転車で来ている人もいますが、よほど自転車に乗り慣れて体力のある人以外は無理なので、車かタクシーで来るようにしてください。
カーナビへのセットはさっぽろ湖で検索してもらうか、マップコード対応のカーナビであればマップコードを入力してください。
定山渓温泉方面からの場合、定山渓ダムを超えてトンネルをくぐり橋の上を走ってくると「木挽覆道」という半トンネルが見えてくるのでその手前を左側に曲がってもらえば、さっぽろ湖第一展望台となります。
定山渓ダム 下流園地の詳細とアクセス方法・マップコード
定山渓ダム 下流園地はダムの下側からダム全体を見ることが出来る場所です。
階段を上ってダムの上まで行くことが出来ます。
下記は定山渓ダム 下流園地にある定山渓ダム 資料館についての詳細です。
- 住所:〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓8
- 電話番号:011-598-2513
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:9:30~16:00(駐車場は9:00~17:00 17時以降出庫不可)
- 定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)・11月上旬から5月上旬まで
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:708 814 636*15 (駐車場入口に設定)
- 参考サイト:札幌市 定山渓ダム下流園地
定山渓ダム 下流園地までのバスは無いので、車で行くことになります。
もしくは定山渓温泉街からタクシーで向かうようにしてください。
上記写真は駐車場から撮影したものですが中央やや左側に見える建物が定山渓ダム資料館で右側に見えるコンクリートの壁が定山渓ダムです。
なお駐車場は17時に完全に閉鎖され翌日まで(下手をすると翌日が休館の場合は翌々日まで)駐車場から車を出せなくなるので注意してください。
定山渓ダムの上の道から景色を見るのには、どうすれば?
上記写真は定山渓ダムの上の道です。道道1号線となっており普通に車で走ることは出来ますが、駐車スペースが無いため車を停めることは出来ません。
でも、この上からの景色がとても綺麗なビュースポットになっているので、ここに行きたいと考えている人もいるでしょう。
その場合の行き方は2通りです。
- さっぽろ湖第一展望台から歩いていく(平坦な道)
- 定山渓ダム 下流園地から歩いていく(上り坂&上り階段)
上記のどちらかとなります。
さっぽろ湖第一展望台から定山渓ダムまで歩いていく
さっぽろ湖第一展望台に車を停めて定山渓ダムまで歩いていく場合、平坦な道ですが約1.2km(ダム中央まで)あり徒歩20分くらいかかります。
歩道はあるので歩いていくことは出来ますが、半分以上は暗いトンネルの中を歩くことになり、時折通る車のトンネル内の音が非常にうるさくなっています。
車に自転車を積めるのであれば自転車で向かうという方法もあります。
定山渓ダム 下流園地から歩いていく
下流園地の駐車場から坂道と階段を上っていく方法が一般的ですが、上記写真のダムの高さまで階段と坂道で上がっていくのは結構大変です。
時間にして健脚の方なら10分くらいで行くことは出来ますが、約120メートルの高さを登ることになるので、それなりには大変です。
定山渓ダム資料館までは坂道で、定山渓ダム資料館からは階段となります。
さっぽろ湖第一展望台から行くか定山渓ダム下流園地から行くか?
どちらから向かうのが良いか?となると人によりますが、暗いトンネル内は怖いですし、何も見えないので、おすすめは定山渓ダム 下流園地から向かうルートです。
確かに階段は大変ですが、途中休み休み行けば大丈夫ですし行楽シーズンであれば木々の間を抜けて雄大なダムの景色をみながら進めるので軽トレッキングを楽しむつもりで行ってもらえればと思います。
さっぽろ湖の様子と紅葉
さっぽろ湖は、道道1号線沿いから眺められるのでドライブしながら見ることが出来るのも魅力の1つです。
さっぽろ湖の展望台
さっぽろ湖には第一展望台から第四展望台まであり、それぞれに駐車場があり湖を間近に見ることが出来ます。
第一展望台には上記写真の記念碑が置かれています。
第一展望台からは先程車で通ってきた定山渓ダムを見ることが出来ます。
なお冬場は全く景色が異なります。
湖が凍り、その上に雪が積もることで真っ白な湖が現れます。
晴れた日だと白と青のコントラストが非常に美しい景色を見られるようになります。
なお下記で紹介する駐車場は冬季は積雪のため入れないことが多くなっています。
特におすすめは第三展望台です。
湖のすぐ近くまで行けるようになっています。たまに釣りを楽しむ人もいます。
一番のおすすめの時期は例年10月の5日から20日くらいの間です。
山が紅葉に染まり綺麗な風景を見ながらドライブをすることが出来ます。
注意深く左右を見ていると駐車できるスペースがところどころあるので、駐車を停めて写真を撮る人も多いのが10月です。
でも、脇見運転には気をつけてください。事故を起こしてもすぐにレッカー車も救急車も来れない場所ですから。
展望台に車を停めながら、紅葉ドライブを楽しんで下さい。
なお、10月の中旬くらいまでならさっぽろ湖を通り過ぎて更に置くまで進んだところに「札幌国際スキー場」というスキー場があり紅葉をゴンドラから楽しめるイベントを行っているので、是非一緒に見てください。
定山渓ダムからの景色を楽しもう
定山渓ダムの上には先に書いている通り、歩いていくことしか出来ませんが、ダムの上から見る景色はとても素晴らしい景色です。
駐車場に車を停めて頑張ってダムの上まで歩いていきましょう。
駐車場からまずは定山渓ダム資料館を目指します。
定山渓ダム資料館の前からの風景、少し上ってきているので見え方が変わってきます。
定山渓ダム資料館からは階段でダムの上まで
木々のトンネルのような階段を上っていきます。
途中の景色も紅葉の時期なら素晴らしい景色です。もちろん紅葉以外の季節、初夏から夏にかけては綺麗な緑の山々を見ることが出来ます。
定山渓ダムの管理事務所が見えてきたらほぼゴールです。
さっぽろ湖も見えてきます。
トンネルの上の部分を通過して道の反対側に降りていけるようになっています。
歩道を通ってダムの上を歩いてみましょう!
さっぽろ湖側の景色です。
ダムの中央付近まで歩いてくると歩道とは反対側に展望台のような場所があります。
階段で上がれるので是非上がってダムを見てください。
高所恐怖症の人なら足がすくんで立てなくなるかもしれないほど高さを感じるはずです。
車を停めた駐車場も見えます。ここまで上がってきたんだな~ということが実感出来ますよ。
遠くに定山渓温泉のホテルの建物が見えます。
さっぽろ湖側はそれほど高く感じません。
また10月くらいなら湖と紅葉という美しい景色をゆっくりと見ることが出来るのもこのスポットの良いところです。
またダムの上の歩道部分にはダムの種類をタイルで表しているところもあります。
帰りは再び木々のトンネルの中の階段を下りていきます。少し急なので気をつけてください。
定山渓ダム資料館
時間に余裕があれば是非、定山渓ダム資料館も見てください。
定山渓ダムがどのように作られ、どのような役目を果たしているか知ることが出来ます。
定山渓ダム資料館については下記記事をご覧ください。
以上、定山渓ダムとさっぽろ湖についてでした。
定山渓ダムまで行くのならせっかくなので、定山渓温泉で1泊するのがおすすめです。
温泉に浸かり、ゆっくりするのもおすすめです。札幌市内の狭いホテルに比べればゆっくりと快適に過ごせますよ。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。