豊平峡ダムは、札幌市南区定山渓にあるダムで、冬期は閉鎖されていますが夏季は一般開放されており、無料で見学することが出来ます。
ただし、豊平峡ダムのある場所は環境保護のために乗用車の乗り入れが禁止されておりダムまで約2km手前からは専用のハイブリットバスか徒歩で向かうことになります。
バスが良いのか徒歩で行くべきかも含めて説明していきます。
豊平峡ダムの紅葉の様子は下記記事をご覧ください。
豊平峡ダムの詳細とアクセス方法
- 住所:〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓840
- 電話番号:011-598-3452
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:8:45~16:00(バス下り最終16:30)
- 定休日:11/4~4/30まで
- 入場料:無料・ハイブリットバスは有料
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:708 634 145*65 (一般車駐車場入口に設定)
- 豊平峡ダム 公式サイト
豊平峡ダムへのアクセス方法・行き方(駐車場まで)
豊平峡ダムへは車が便利です。
札幌の中心部からは概ね1時間くらいで到着します。
マップコード対応のカーナビの場合はマップコードを、マップコード非対応のバスは住所や電話番号、施設名で検索してください。
駐車場は普通車であれば200台以上停められる広さですが10月の紅葉のシーズンは満車になることもあります。豊平峡ダムは札幌で人気の紅葉鑑賞スポットです。
公共交通機関の場合、時期にもよりますが定山渓観光案内所から豊平峡ダムのハイブリットバス乗場までシャトルバスが出ていることがあります。
概ね7月から9月くらいまでで年により運行期間は異なります。
時期によってはシャトルバスが出ていないこともあるのでその時は定山渓からタクシーを使うことになります。
定山渓観光案内所までの公共交通機関での行き方は下記記事をご覧ください。
豊平峡ダム一般駐車場から豊平峡ダムまでの行き方について
豊平峡ダムは先述した通りダムまでは環境保護のため一般車及びバイク、自転車の乗り入れが禁止されています。
そのため豊平峡ダムの一般駐車場からは有料のハイブリットバスか徒歩で向かうことになります。
ハイブリットバスの料金は
- 大人:往復640円/片道360円
- 子供(小学生以下):往復320円/片道180円
となっています。
駐車場から豊平峡ダムまでは片道約30分、距離にして約2kmです。
歩いていけない距離ではありません。
でも、どうするか?と悩んだら行きは歩いていき、帰りはバスで戻ってきましょう!
理由は途中の景色もゆっくり見て欲しいからです。
行きは疲れていないと思うので歩いていき、帰りは疲れているのでバスで戻ってくるのがおすすめです。
駐車場に車を停めるとハイブリットバス乗場までまずは歩いていきましょう。
料金表も張り出されていますが、豊平峡温泉の日帰り入浴パックもあるので両方ともバスで向かう方にはおすすめです。
なお駐車場より先はバスか徒歩でのみとなっているため、上記写真のように車両は入れないようになっています。ハイブリットバスのみがこの横を抜けて豊平峡ダムまで行くことが出来ます。
ハイブリットバスは上記の写真の通りですが、カラーが異なるものもあります。
席は対面式ですが、紅葉の時期は満員状態で立っていくことになります。
ハイブリットバスは混雑時は1時間に5~6便、通常は1時間に3~4便です。
でも行きは歩いていくのがおすすめなのでバスに乗らず歩いていきましょう。バスの乗車券は豊平峡ダム側でも購入出来ます。
ハイブリットバス乗場から歩くこと5分くらいでトンネルにさしかかります。
約2kmの道のりの9割はトンネルの中です。
トンネル内は行きは右側通行、帰りは左側通行となっています。
時折バスが通り過ぎていきます。
トンネルの中をひたすら歩いていきます。少々寂しくもありますが。
トンネルが終わると橋に出ます。
右側を見ると豊平峡ダムからも見える「千丈岩」が見えますが角度が違うので是非、ここからも見て欲しいところ。
夏だと上記の写真のように緑が綺麗な岩山の光景を見ることが出来ます。秋は綺麗な紅葉を見ることが出来ます。
そして反対側を見ると「九段の滝」があります。滝が好きな方はこの滝を見るために徒歩を選ぶ場合もあります。
滝が九段になっているから九段の滝と名付けられたそうです。
バスの場合でもこの場所で状況にもよりますが、立ち止まってくれたりゆっくり走ってくれたりして見ることが出来ますが混雑している時期はほとんど止まらず、しかも混雑しているのであまり見ることが出来ません。
1つ1つの滝は小さいですがとても綺麗な滝です。
徒歩ならゆっくりと滝の撮影も出来ます。
ここで概ね約2kmの道のり3分の2くらいは来ています。
そして2つ目のトンネルへ入り10分も歩くと出口です。
トンネルを出て、少し歩けばも豊平峡ダムです。
目の前に広がるダム湖は「定山湖」です。
豊平峡ダムの様子
バスで来た場合、バスから降りると上記の写真の景色が広がります。
バス停のすぐ近くに階段があります。
豊平峡ダムの展望台及びレストハウスまで運んでくれるリフトカーの乗場が階段を上るとあります。無料です。
リフトカーに乗って展望台へ向かいましょう。リフトカーはかなりの急角度です。
リフトカーから下りて先に進むとレストハウスである「だむみえ~る」があります。
普段はただのレストハウスですが9月下旬くらい(概ね9月20日を少し過ぎたくらい)から10月末くらい(10月の最終日曜くらい)までは展望レストランになり、ジンギスカンや蕎麦、ラーメンにダムカレーを食べることができます。
レストハウスの横を通って奥に進むと展望台があります。
レストハウスから見た展望台です。
展望台には「支笏湖洞爺国立公園 豊平峡展望台」と書かれた看板があります。
そして展望台から見た景色が上記の写真です。
定山湖もかなり見えます。
ダムの上に人がいるのが分かると思いますがダムの上にも行くことが出来ます。
観光放水として水を放水しており近くに行くと虹が出ていることもあります。
展望台からの帰りはリフトカーで降りるのも良いですし、坂道をゆっくりと下りていくのもおすすめです。
展望台から下りてきたら橋をわたってダムの上を歩いてみましょう。
ダムにかかる橋は「カムイ・ニセイ橋」という名前の橋で出来てまだそれほど年数は経っていません。
カムイ・ニセイ橋の横には豊平峡ダムの記念碑もあります。
カムイ・ニセイ橋を横から見たところです。上記写真を撮ったところから前を見ると
ダムとダム湖、そして千丈岩の景色が綺麗に見えます。
カムイ・ニセイ橋を渡った先も綺麗な景色です。
高所恐怖症の場合は中央部分を歩くことをおすすめします。
下を見ると約100メートルの高さのダムの下が見えます。
晴れていると放水のため虹が出ていることがあります。
ダムの中央からの下を見た景色は絶景です。
先は行き止まりですが行き止まりのところまでせっかくなので歩いていきましょう。
ダムが放水している反対側はダム湖なので落ち着いた景色です。
そして行き止まりです。
振り返って見ると反対側も綺麗な景色であることがわかります。
ダム湖側を見ると小さな滝があり、何か人工物があるのがわかりますが、ウインチが置かれていました。
滝は細くそれほど水量は無いので時期によっては出ていないかもしれません。
端の行き止まりのところから見も是非、放水は見てくださいね。
戻りながらダム湖側を見ると、建物が2つ見えます。手前が豊平峡ダムの管理事務所です。奥が豊平峡ダムミュージアムですが、土日祝は休みで平日しか見ることが出来ません。
上記の写真が豊平峡ダムの管理事務所を撮影したものです。
管理事務所から少し先にある豊平峡ダムミュージアムが上記の写真の建物です。
豊平峡ダムの管理事務所とミュージアムの間からも岩山が綺麗に見えます。
再びバス乗場の方に戻ってきてバスの乗車券を購入していない場合は、上記写真の建物で販売しています。
ここではソフトクリームも販売しています。
スジャータの普通のソフトクリームなので特別美味しいということはありませんが、こういう場所で食べると美味しいのがソフトクリームですよね。
バスの乗車券売場の前にも豊平峡の看板があるので、この前で記念撮影も良いですよ。
他にもダムの周りには撮影スポットが多くあるので、是非撮影してください。
秋には紅葉で更に綺麗になります。
豊平峡ダムへ行こう!
豊平峡ダムは札幌でもかなり山奥にある観光スポットです。
その分、自然がとても綺麗ですし、空気も綺麗な場所になっています。
近くには温泉宿も多くあるので温泉に入って綺麗な場所を観光したいという方におすすめです。
札幌に来られた時は是非、豊平峡ダムに来てくださいね。
以上、豊平峡ダムについてでした。
なお豊平峡ダムは、サポカン編集部の「札幌おすすめ観光スポット21選」に入っています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。