「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.57に選定されている「篠路の馬魂碑・馬頭観音」ってどこにあるの?と探している方に「篠路の馬魂碑・馬頭観音」の場所と合わせてみて欲しい篠路のあいの里緑道のポプラ並木と中山牧場のポプラ並木を紹介します。
篠路の馬魂碑・馬頭観音の詳細とアクセス方法
- 住所:〒002-8054 北海道札幌市北区篠路町拓北258番地
- 電話番号:なし
- 営業時間:なし
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 887 845*10
篠路の馬魂碑・馬頭観音へのアクセス方法・行き方
篠路の馬魂碑・馬頭観音は「ファーム やなぎさわ」という農業を営んでいる方の個人宅の中にあります。
そのため通常は一般開放されていません。
「あいの里緑道」と呼ばれる歩行者専用の道の隣に歩行者・自転車専用道路があり、そこから望遠レンズを使えば見ることが出来ます。
車で行く場合はマップコードを参考にしてください。マップコード非対応のカーナビの場合は、住所もしくは近くの「北海道教育大学付属札幌中学校(TEL:011-778-0481)」を参考にしてください。
公共交通機関の場合、
- 地下鉄南北線「麻生駅」から中央バス「麻24 あいの里・教育大線」に乗車
- 地下鉄東豊線「栄町駅」から中央バス「栄20/栄23 栄町・教育大線」に乗車
ともに「あいの里4条3丁目」バス停で下車、そこから徒歩1~2分で到着します。
道から見ると樹々の間にパネルが見えてその横に石碑が見えます。
パネルは「北区歴史と文化の八十八選」のものです。石碑には「馬頭観世音」と刻まれています。
以前は「さっぽろ・ふるさと文化百選」のプレートもあったそうです。
「北区歴史と文化の八十八選」のパネルには以下のように書かれています。
開拓時代、馬は農耕や輸送に貴重な役割を果たした。人々は優秀な馬の導入に力を入れ、明治30年代にフランスからペルシュロン種を輸入し改良に成功した。とりわけ篠路は、大正から昭和にかけて優秀なペルシュロン種の産地となり、「篠路ペル」の名で道内各地に送り出されていた。この碑は、篠路で生まれ活躍した農耕馬の健康を願うとともにその魂を慰めるため、開拓農民が篠路の野に建立したものの1つである。
ペルシュロン種は「ばんえい馬」と言われることもある大型の馬です。
上記が白毛のペルシュロン種の馬です。
あいの里緑道のポプラ並木と中山牧場のポプラ並木
「篠路の馬魂碑・馬頭観音」はあいの里緑道のポプラ並木と中山牧場のポプラ並木に挟まれたところにあります。
お米の収穫の時期、概ね9月中旬くらいに行くと黄金色に輝く稲穂とポプラ並木が綺麗に見えて、北海道らしい景色を見ることが出来ます。
上記はあいの里緑道側のポプラ並木です。
高いポプラの木は15メートル以上はありそうです。
こちらは中山牧場のポプラ並木です。
田んぼの中をポプラの木が一直線に並んでいます。
すぐ近くには茨戸川・真勲別川が流れています。
雄大な川の流れと黄金色の田んぼとポプラ並木、とても綺麗な田園風景です。
筆者はこの辺りが札幌で最も北海道らしい景色が集まっている場所だと思っています。
9月の秋晴れの日が一番おすすめです。
以上、「篠路の馬魂碑・馬頭観音」についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。