札幌に来て地下鉄に乗って観光スポット巡りを考えているのなら「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」は必須の乗車券です。
札幌市営地下鉄が1日乗り放題になる乗車券で自動改札も通れます。
特に土日祝日に3回地下鉄に乗るのなら「ドニチカキップ」はお得になりますし「地下鉄専用1日乗車券」も4回地下鉄に乗るのならまずお得になります!
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」とは?
札幌の市営地下鉄「南北線」「東西線」「東豊線」が1日乗り放題になる切符です。
- 地下鉄専用1日乗車券=平日に使える
- ドニチカキップ=土日祝日及び12月29日~1月3日に使える
となっています。
1日の間に何回地下鉄でも地下鉄を利用出来るので非常のお得な切符となっています。
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」の料金
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」の料金ですが下記の通りです。
- 地下鉄専用1日乗車券=大人830円/こども420円
- ドニチカキップ=大人520円/こども260円
となっています。
例えば大通駅から「白い恋人パーク」のある宮の沢駅までは大人290円、こども150円ですが、ドニチカキップなら520円ですから往復するだけで元がとれてしまいます。
またさっぽろ駅から「白い恋人パーク」のある宮の沢駅まで午前中に行き、午後は円山動物園に行くために「円山公園駅」まで行き、夕方に大通駅でおりてさっぽろテレビ塔を見てさっぽろ駅に戻ると940円です。
1日乗車券でも元がとれることになります。
地下鉄専用1日乗車券とドニチカキップの販売場所と購入方法
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」は地下鉄駅券売機で購入出来ます。
また定期券発売所でも購入出来ます。
地下鉄の券売機で購入するのが手間がなく便利です。
券売機の画面の左側の一番上に「一日乗車券 ドニチカキップ」という項目があるので指で押します。
お金を入れ、平日の利用であれば「地下鉄専用」を押します。土日祝日であれば「ドニチカキップ」を押します。
後は切符を入れるタイプの自動改札に入れればそのまま乗車出来ます。
なお土日祝日は間違えないように「ドニチカキップ」しか表示されません。
ただし平日はドニチカキップが購入出来てしまうので間違えないようにしてください。
平日に購入したドニチカキップは、土日祝で初めて自動改札機を通した日に利用出来ます。
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」の注意点
使用日が1日乗り放題
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」は1日札幌の地下鉄が乗り放題になる切符ですが、購入日ではなく使用日が1日乗り放題になります。
例えば今日が2日で木曜日だったとします。明日使いたいから前もって購入して3日の金曜日に使えば3日が使用日になり3日が1日乗り放題になります。
つまり事前に購入しておくことも出来ます。
間違って購入したら払い戻しも可能だけど
間違って「地下鉄専用1日乗車券」「ドニチカキップ」を購入した場合、払い戻しは可能ですが、払い戻し手数料として200円かかります。
当日でなくても終電までならOK
終電が0時をまわっていても終電までなら使用出来ます。夜明けの始発では使うことは出来ません。
乗継割引は使えない
市電やバスでは地下鉄から乗り継ぐと一部乗継割引がありますが、「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」だと乗継割引は適用されません。
ドニチカキップや1日乗車券が必ずしも安い訳では無い
札幌の地下鉄の運賃は下記の通りです。
区分 | 1区 | マル2区 ・2区 |
3区 | 4区 | 5区 | 6区 |
---|---|---|---|---|---|---|
大人 | 210円 | 250円 | 290円 | 330円 | 360円 | 380円 |
こども | 110円 | 130円 | 150円 | 170円 | 180円 | 190円 |
たとえば「さっぽろ駅」から「すすきの駅」は1区(3km以下)なので210円です。この往復でドニチカキップを購入したら損です。
「さっぽろ駅」から人気観光地である円山動物園や北海道神宮のある「円山公園駅」まではマル2区(3~5km)なので250円となり往復でドニチカキップを使っても損です。
「さっぽろ駅から白い恋人パークの最寄駅である「宮の沢駅」までは3区(7~11km))なので290円となり往復でドニチカキップを使えばお得になります。
ただしSAPICAを持っている場合はそれほどお得ではありません。
往復で580円ですが、SAPICAであれば1割ポイントがつくので、522円となりドニチカよりは2円お得になりますが、ドニチカキップを購入する手間や改札口を選ばないといけない手間を考えると2円という数値にあまり意味がなくなります。
SAPICAを持っていない人ならお得になりますが、SAPICAを持っている人なら微妙なラインとなります。
地下鉄専用1日乗車券とドニチカキップは有効に使おう!
平日用の1日乗車券だと4回乗らないと元がとれないことがあり、また市電と乗継をするのであれば5回乗らないと元がとれないことがあります。
なので4回以上乗るという時以外はよく考えて使ってくださいね。
「地下鉄専用1日乗車券」と「ドニチカキップ」を一番使われるのは札幌市営地下鉄がスタンプラリーをしている時です。
2018年の夏には「札幌市営地下鉄 ポケモンスタンプラリー」が行われ、土日ともなると幼稚園や小学生のお子さんと連れの親御さんでドニチカキップや1日乗車券を購入してスタンプラリーで使っている姿を数多く見かけました。
ドニチカキップであれば距離によっては往復でお得になりますし、3回乗れば元は取れるので土日祝日に札幌観光をする場合はおすすめです。
お得な地下鉄の乗車券でお得に札幌を観光してくださいね!
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。