大友堀とは、江戸時代に作られた用水路で、創成川の元となっていきます。
大友堀の大友とは大友堀を開削するにあたり、指揮陣頭を行った大友亀太郎氏の名前から名付けられました。
大友堀と創成川の位置は異なる部分もありますが、札幌の開拓に必要な物資を運ぶ用水路として札幌の開拓に無くてはならない用水路でした。
大友堀の起点となった場所には大友公園が出来、大友堀跡と言われるようになっています。
大友公園(大友堀跡)の詳細とアクセス方法
- 住所:〒065-0013 北海道札幌市東区北13条東16丁目4-10
- 電話番号:011-781-3521(東区土木部維持管理課)
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:公園なので24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 585 382*87
大友公園(大友堀跡)へのアクセス方法・行き方
大友公園の大友堀跡の様子
大友公園には、大友堀が再現されています。
再現されている大友堀の前には大友堀と現在の札幌との位置関係が大きな円形の石版に描かれた地図として表されています。
大友堀が再現されている前には3枚のパネルがあります。
経年劣化で読みづらくなっていますが、1枚目のパネルには「東区のおいたち」として東区の歴史について説明されています。
2枚目のパネルは「大友堀のすたが」として大友堀について説明されています。
3枚目のパネルは「大友公園について」として大友公園の経緯等が書かれています。
なお大友堀は「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.59に選定されています。
大友亀太郎の銅像と関連スポット
大友堀を作った大友亀太郎氏は札幌の歴史を述べる上で欠かせない存在であり功労者です。
そのため大友亀太郎氏の銅像は市内2カ所にあります。
1箇所目はさっぽろテレビ塔の裏に広がる創成川公園です。
創成橋のところに説明の碑とともに座っている像があります。
創成川については下記記事をご覧ください。
もう1つが札幌村郷土記念館の庭です。
札幌村郷土記念館は大友公園のすぐ近くにある郷土資料館です。大友亀太郎氏についても詳しく知ることが出来ます。
札幌村郷土記念館については下記記事をご覧ください。
上記で紹介している創成川公園や、札幌村郷土記念館以外にも大友堀・創成川の歴史を垣間見れる場所はいくつかあります。
1つが創成川通のポプラ並木です。
既に大友堀から創成川に名前が変わっている時に創成川の下流方面にポプラの木が植えられました。
今では観光名所の1つとなっています。
創成川通のポプラ並木については下記記事をご覧ください。
札幌の歴史を学ぶ上で大友亀太郎氏と大友堀は欠かせません。
札幌旅行の時は是非、創成川公園等で大友堀の歴史に触れてくださいね。
以上、大友堀についてでした。
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