モエレ沼公園はガラスで出来たピラミッドや人工の標高62mの山、水遊びが出来る場所もある1年を通じて楽しめる公園です。
彫刻家のイサム・ノグチが基本設計を行った芸術性も高い公園です。
春は桜、夏は水遊び、冬はスキーやソリが楽しめる公園でバードウォッチも楽しめます。
モエレ沼公園の詳細とアクセス方法
- 住所:〒007-0011 北海道札幌市モエレ沼公園1-1
- 電話番号:011-790-1231
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 開園時間:7:00~22:00(入場ゲートは21:00まで)
- 定休日:なし
- 入場料:無料(施設やレンタルグッズは有料のものもあり)
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 712 701*72 (通年駐車場な東口駐車場入口に設定)
- モエレ沼公園 公式サイト
モエレ沼公園へのアクセス方法・行き方
モエレ沼公園へは車が便利です。
マップコード対応のカーナビであればマップコードを入力して向かうのが一番間違いがありません。
駐車場は
- P1(東側)一般車1200台(4/20~11/20)7:00~19:00
- P2(中央)一般車100台(通年)7:00~22:00
- P3(南側)一般車100台(4/16~11/20)7:00~19:00
- P4(西側)一般車100台(4/20~11/20)7:00~19:00
- 南口駐車場(イベント時のみの臨時駐車場)
となっており、P1とP2は同じ入口です(マップコードはP1及びP2の入口に設定)。
公共交通機関でもアクセスは可能です。地下鉄及びバスで向かうことになります。
地下鉄東豊線「環状通東駅」からバスで向かいます。日中は平均して1時間に2本ほどとなっています。
なおバス停は「モエレ沼公園東口」と「モエレ沼公園西口」「モエレ沼公園」がありますが「モエレ沼公園東口」バス停を冬場は必ず使うようにしてください。
冬、「モエレ沼公園西口」バス停からは公園内に立ち入ることが出来なくなります。
冬場に「モエレ沼公園西口」バス停から向かい、遭難しかけた筆者は2度と「モエレ沼公園西口」バス停からは冬場は行かないと誓いました。
モエレ沼のバスの時刻表は下記をご覧ください。
モエレ沼公園のガラスのピラミッド「HIDAMARI」
モエレ沼公園の象徴ともなっているのが高さ32.3メートルのガラスのピラミッドです。
このガラスのピラミッドの施設内にはレストランやギャラリー、グッズ販売所、公園管理事務所が入っています。
中には無料で入ることが出来ます(ギャラリーは展示内容により有料になることもあり)。
冬は周りを雪が囲みますがピラミッド部分には雪は滅多に積りません。
中への入口は概ね2ヶ所ですがP1駐車場から向かう場合はピラミッド正面(南側)の左脇から中へと入ります。
冬場は陽が差し込む日は暑いと感じるくらい暖かくなり、夏場は空調はあるものの冬場に貯めた雪を利用しての冷房システムのため涼しい!というほどは冷えていませんが外よりは涼しくなっています。
エレベーターで上の方にも上がれるようになっています。
平日の夕方に行くと近隣の高校生の憩いの場となっています。
ピラミッドの中心部の内側は上記写真のように階段状ですり鉢状になっています。
春から秋にかけては外の展望台に行くことも可能です。
冬場はスキー(主に歩くスキー)やソリが借りられるようになっており、公園内のモエレ山で遊ぶことも出来るようになっています。
モエレ沼公園のモエレ山
モエレ沼公園と言えばガラスのピラミッドと合わせて欠かせないのが標高62メートル(高さは50m)のモエレ山です。
人工の山で山頂まで階段で概ね10分くらいで行くことが出来ます。
ゆるい階段を登っていく道もあれば、登りたくなくなる階段の道もあります。
いくつかのルートがありますが、夏場は遮るものが何も無く脱水症状になりかねないので飲み物を持って登ることをおすすめします。
冬場は完全な雪山となります。
スキーやソリで遊ぶことも出来ます(リフトは無いので自力で登るしかありません)。
子どもたちがソリで遊ぶのには最適です。
山頂には三角点もあります。
夏場(7月から8月中旬くらいまで)はとても暑いのですが5月6月9月くらいなら山頂で景色を見ながらお弁当を食べるのがおすすめです。
ガラスのピラミッドや札幌の山々を見ながら食べるお弁当はきっと美味しいのではないでしょうか?
でもたかが標高62メートルでしょ?と思うかもしれませんがJRタワーの展望室や藻岩山からもモエレ山を見ることが出来ます。
上記の写真はJRタワー展望室 T38から撮影したものです。
モエレ沼公園のプレイマウンテン
モエレ沼公園にはモエレ山以外にもう1つ人工の高さ30メートルの山があります。
それがプレイマウンテンです。
緩やかな傾斜で片面は99段の石段を積み上げて作られておりまるでピラミッドのような人工の山です。
でも段差を登っていくのは大変そう・・・と思うかもしれませんが緩やかなスロープで山頂まで行くことが可能です。
モエレ沼は少し大変ですが、こちらならかなり楽に登ることが出来ます。
最後は少しだけ階段を上らないといけませんが、気にするほどの階段ではありません。
山頂は一枚の岩が置かれていて、モエレ沼公園を見渡すことが出来ます。
モエレ山も見渡すことが出来ます。
[vr url=”https://hokkaido.press/sapocan/wp-content/uploads/2018/07/P2018_07_17_11_43_53_92.jpg” alt=”モエレ沼公園のプレイマウンテン” view=360]
360度カメラでも撮影したのでよければご覧ください。
ここも冬は完全な雪山となります。
モエレ沼公園 テトラマウント
モエレ沼公園にはガラスのピラミッドとプレイマウンテンというピラミッド状の山がありますが、もう1つピラミッド状の大きなオブジェがあります。
それがテトラマウントです。
直径2メートルのステンレス製の円柱を三角に組み上げたモニュメントです。
冬場はこの辺りは除雪されていないため、足が膝上まで埋まるくらい雪が積もっています。
モエレ沼公園 モエレビーチ
モエレ沼公園には子どもたちが水遊び出来る場所があります。
モエレビーチと呼ばれ夏の休日ともなると多くの家族連れが遊びにきます。
深いところでも45cmほどで小学生低学年くらいまでのお子さん向けの場所です。
札幌市内には野外プールは少なく水遊び出来る場所として人気です。
無料で利用出来ますが利用機関等が決まっています。
- 利用時間:10:00~16:00
- 開放期間:6月中旬~9月5日
- 定休日:毎週木曜日
となっています。
海の無い札幌市でビーチという名前をつける大胆さも面白いですね。
モエレ沼公園の他の施設
他にもモエレ沼公園にはいろいろな施設・スポットがあります。
アクアプラザとカナール
人の身長ほどの高さから水が落ちるようになっているのがアクアプラザです。
足をつけて涼むのにちょうど良い場所です。
アクアプラザから流れた水は20~40cmの川となって流れておりここで足を水に浸して涼むことも出来ます。
モエレ山とプレイマウンテンの中間にあり谷にあるという設定です。
ミュージックシェル
プレイマウンテンの前にあるコンサート等で使える舞台がミュージックシェルです。
プレイマウンテンの石段に腰掛けて鑑賞できるように配置されています。
この石のようなシェル(貝殻)上の建物の中には出演者用の控室とトイレがあるとのことです。
海の噴水
概ねゴールデンウィークから10月中旬くらいまで1日3回もしくは4回、最大25メートルまでの水を吹き上げるのが「海の噴水」です。
木々に囲まれた中にあります。
木々よりも高く水しぶきをあげます。
夏場の夜にはライトアップされた噴水を楽しむことも出来ます。
サクラの森(遊具エリア)
モエレビーチの裏側には子どもたちが遊べるように遊具コーナーがありサクラの森と呼ばれています。
彫刻家が基本設計をしただけあり彫刻のような遊具が並んでいます。
ピラミッドの形をしたトイレもありますよ。
テニスコートに野球場
運動施設も充実しておりテニスコートに野球場、陸上競技場もあります。
テニスコートは15面もあります。
野球場はすり鉢状に見える芝生も多い場所です。
パワースポットにもなっているモエレ沼公園に行こう!
夏は水遊び、冬は雪遊び、春は桜、秋は紅葉と四季を通じて楽しめるモエレ沼公園
子どもたちはいろいろと遊べ、大人は芸術鑑賞や景色を楽しみにいける公園で札幌に観光に来たのであれば是非立ち寄って欲しい公園です。
冬、雪の積もらない場所から札幌に来たのなら思いっきり雪合戦出来る場所にもなっています。
またピラミッド状の建物や山があることからパワースポットとしても人気の公園です。
モエレ山やプレイマウンテンの山頂に行くと、たまに座禅を組んで瞑想している人もいます。
是非、立ち寄ってくださいね。
以上、モエレ沼公園についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。