札幌の人なら近所の人以外、歩いて通らない場所にひっそりと建っている「杉野目家住宅」は国の登録有形文化財にもなっている個人住宅です。
また札幌景観資産(第6号)にも登録されています
北海道大学(当時は北海道帝国大学)の学長を務めた杉野目晴貞氏が1933年(昭和8年)に建てた個人住宅で現在もその家系の方が住まわれています。
杉野目家住宅へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒064-0919 北海道札幌市中央区南19条西11丁目1-25
- 電話番号:個人住宅につき非公開
- 営業時間:個人宅につき関係無し(外側だけなら24時間見ることは可能)
- 定休日:個人住宅につき関係なし
- 入場料:個人住宅につき関係なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 401 769*05
国の登録有形文化財に登録されていると言っても個人宅につきあくまでも外側から軽く見させてもらうということしか出来ません。
杉野目家住宅へのアクセス方法・行き方
札幌市電「ロープウェイ入口駅」もしくは「山鼻19条駅」から徒歩約8分・約550メートルの距離のところにあります。
ややロープウェイ入口駅の方が近くなっています。
もしくは札幌駅からじょうてつバス「南54」路線もしくは「南55」路線で「南19西11」のバス停で下車、そこから徒歩約3分ほどの距離となっています。
藻岩山ロープウェイの帰りに時間的余裕と体力的余裕がある時に立ち寄るのが良いでしょう。
杉野目家住宅の国の登録有形文化財について
杉野目家住宅の国の登録有形文化財の登録番号は「第01-0015」となっています。
昭和8年(1933年)に建てられたイギリスのチューダー様式を参考にして建てられています。
ただし個人住宅につき中に入ることは出来ないので道路から見ることしか出来ないため、詳しいは確認出来ません。
しかし外からわずかに見える入口等から西洋風の建築であることはわかります。
昭和8年ですから当時からしたらかなり斬新なデザインだったと思います。
門の中にはどういう建物であるかの案内がありました。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」の認定のプレート
「都市景観重要建築物」(現 札幌景観資産)のプレート
そしてどういう経緯の建物か書かれたプレートが置いてありました。
裏手に回ると煙突が2つ出ていることが確認出来ます。
杉野目家住宅は見にいくべき?
昭和初期の札幌を代表する建物という意味では歴史的な価値がありそういうものに興味があったり、国の登録有形文化財は見ておきたいという方には是非少ししか見えなくても見にいくべき価値ある建物だと思います。
しかし国の登録有形文化財に興味がなかったり歴史的な建物にそれほど興味が無いのであればわざわざ見に行く必要性も無いスポットだと言えます。
もし時間的に余裕があり歴史的な建物が好きなら見にいくと良いのではないでしょうか。
以上、杉野目家住宅についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。