札幌市埋蔵文化財センターは、札幌市中央区にある埋蔵文化財(主に遺跡や遺跡から出土した土器等)を保存・活用を行い、市民の文化的向上を目指している文化施設です。
誰でも無料で見学出来るようになっており、札幌で出土した土器等を見ながら札幌の古代の歴史を垣間見れるようになっています。
室内なので雨でも楽しめる場所です。
札幌市埋蔵文化財センターの詳細とアクセス方法
- 住所:〒064-0922 北海道札幌市中央区南22条西13丁目1-1
- 電話番号:011-512-5430
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 開館時間:8:45~17:15
- 休館日:国民の休日・振替休日・年末年始(ただし5/3~5/5、11/3は開館)
- 入場料:無料
- 駐車場:あり(無料・1時間まで・公共交通機関の利用を推奨)
- マップコード:9 401 279*10
- 関連サイト埋蔵文化財センター(札幌市)
札幌市埋蔵文化財センターへのアクセス方法・行き方
札幌市埋蔵文化財センターへは札幌市電(路面電車)が便利です。
札幌駅・大通方面からなら札幌市電「西4丁目駅」から乗り「中央図書館前駅」で下車、目の前の図書館と併設されて札幌市埋蔵文化財センターはあります。
左側の低い方が札幌市埋蔵文化財センターで右の高い方が札幌市中央図書館です。
図書館と札幌市埋蔵文化財センターの入口は同じです。
札幌市電は内回りと外回りがありますが、札幌市埋蔵文化財センターの最寄り駅である「中央図書館前駅」は西4丁目駅からほぼ反対側にあるので、内回りでも外回りでもほぼ時間は変わりません。やや内回りの方が早いのですが3~4分の差です。
札幌市電は一律料金で1回200円(小人100円)です。
乗れる方に乗りましょう。
車の場合、駐車場はありますが市としては公共交通機関を使うことを推奨しています。
それほど駐車場が大きく無いため満車が多くなっているので公共交通機関を使うのがおすすめです。
札幌市埋蔵文化財センターの館内の様子
館内に入って左側が札幌市埋蔵文化財センターです。壁一面に太陽のオブジェが飾られています。
入口はただドアが開いているだけです。ご自由にどうぞといった感じですね。
中に入ると上記写真の土偶がガラスケースに入って置かれています。
館内を見回すと広い訳ではありませんが展示スペースは広く取られており、ゆったりとした作りで壁には土器等が展示されています。
入口には札幌の埋蔵文化財や年代表、札幌市埋蔵文化財センターの活動内容などを説明したパネルが壁にかけられています。
縄文文化の土器
続縄文文化の土器、
北海道には弥生文化はなく、縄文文化から続縄文文化へとなっています。
アイヌ文化期と呼ばれる時代の鉄器等も展示されています。
これは包丁かナタですかね。これでチタタプしていたのかもしれません。
*チタタプ=漫画「ゴールデンカムイ」参照
札幌での土器等の発掘現場の写真も展示されています。
土器のレプリカには直接触ることも出来ます。
土器等の埋蔵文化財が好きな方ならきっと楽しめる場所ですし、北海道・札幌の古代文化を知ることが出来る場所ですので、是非立ち寄ってみてくださいね。
図書館と合わせて1日静かに楽しめる場所です。
中央図書館の食堂「図書苑」で500円以内ランチを食べよう
札幌市埋蔵文化財センターのある札幌中央図書館の地下1階には図書苑という名前の食堂があります。
広い食堂ではありませんが、非常にリーズナブルに食事が出来ます。
*上記写真はクリックで拡大して細かい字も読める大きさになります。
500円以内ばかりのメニューでお腹いっぱい食べても1000円でお釣りが来る金額でお財布に優しい食堂です。
日替わりの「今日のランチ」もありますよ。
札幌市埋蔵文化財センターの外から藻岩山もよく見えます。
もいわ山ロープウェイに乗る前に訪れてみるのも良いですよ。
以上、札幌市埋蔵文化財センターについてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。