【北星学園創立百周年記念館（旧北星女学校宣教師館）】期間限定公開されている国の登録有形文化財

北星学園創立百周年記念館（旧北星女学校宣教師館）は現在の北星学園女子中学高等学校の中にある国の登録有形文化財にも指定されている歴史的な建物です。

旧北星女学校の宣教師が滞在する住居として大正時代に建てられました。

期間限定で無料で公開されていますが女子校内にあり少し入りにくい場所にあると言えます。

北星学園創立百周年記念館へのアクセス方法と詳細

• 住所：〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西17丁目2
• 電話番号：011-891-2731
• スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
• 開館時間：12:00～17:00
• 開館期間：4月～10月 月・水・金（ただし祝日は休館）
• 入場料：無料
• 駐車場：あり（無料）
• マップコード：9 490 001*56 （駐車場に設定）
• 北星学園創立百周年記念館 公式サイト

北星学園創立百周年記念館へのアクセス方法・行き方

北星学園創立百周年記念館へは地下鉄が便利です。

北星学園創立百周年記念館の最寄り駅は地下鉄東西線「西18丁目駅」です。

「西18丁目駅」2番出口を出て右へ

最初の交差点を右に曲がります。

後はこの道をまっすぐ進むだけです。

西18丁目駅2番出口からは徒歩約10分・距離にして600メートルくらいです。

札幌駅前バスターミナルからバスも出ています。「51：啓明線」に乗って「南3条西16丁目」で降りるとすぐ前が北星学園創立百周年記念館です。

ただし1時間に1本のバスなので少し不便です。

北星学園創立百周年記念館に入るのが不安な場合

北星学園創立百周年記念館は「北星学園女子中学高等学校」の中、つまり女子校の中にあります。

一般人が女子校に入るなんて、何か通報されそうで不安ということもあるでしょう。

北星学園女子中学高等学校の方に聞きたところ。開館日は普通に入ってもらって構わないそうです。

でも、一応断ってから入りたいという方は事務所を経由して入るのが良いかもしれません。

西18丁目駅からまっすぐ歩いてくると北星学園女子中学高等学校の案内板が見えます。ここをまっすぐに行かずに右に曲がって北星学園女子中学高等学校の塀に沿って歩いてください。

薬局が見えたら左折して進んでいくと北星学園女子中学高等学校の事務所がある入口にたどり着きます。

この中に入ってすぐに事務所があるので、そこで見学の許可をもらえば安心して見ることが出来ますよ。

北星学園創立百周年記念館の外観と設計者

北星学園女子中学高等学校の正門から中に入ります。

「Shine Like Stars in A Dark World」と書かれた石碑の前を通り渡り廊下の下を通っていきます。

するとすぐに北星学園創立百周年記念館が見えてきます。

この色合から一部では「かぼちゃ館」と呼ばれています。

北星学園創立百周年記念館はスイス人建築家の「マックス・ヒンデル」という方が手がけたそうです。1926年（大正15年）に竣工されました。

雪が落ちやすいように急勾配の屋根にしたそうです。

都市景観重要建築物に指定されています。

更に「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選ばれており

国の登録有形文化財にも指定されている建物です。

国の登録有形文化財の登録番号は「第01-0007」となっています。

正面右側から見た北星学園創立百周年記念館

ほぼ左右対称の形になっています。

反対側です。出窓の部分から左右対称になっています。

正面左側

こちらが南向きなので部屋は比較的南側に向いて作られています。

おしゃれなカフェのような外観です。

バラのアーケードを通って入口へ。

「OPEN」と書かれた看板がよりカフェの雰囲気を漂わせていますが、カフェではありません。

入口の上には「北星学園創立百周年記念館」の木製の看板が出ています。

北星学園創立百周年記念館の館内の様子

中に入るとスリッパがあるので履き替えます。

入口から入って最初に目に入るのがエバンス宣教師のブロンズ像です。

このブロンズ像についての逸話が書かれています。

入口の横の左右には小さな部屋があり、1つは事務所として使われているようで、もう1つが上記の写真の部屋となっています。

そして中に進みます。

中は洋館らしい造りになっています。

こういうところで優雅にお茶とかいただくと素敵ですよね。

壁には昔の生徒の集合写真がかけられていました。

非常に優雅な空間というのが1番適した言葉のように思います。

1階は主に部屋を見せる場所になっていました。

北星学園創立百周年記念館 2階は資料館

北星学園創立百周年記念館は2階も開放されています。

階段を上り2階へ

4つの区分に分かれており、それぞれで展示内容が異なりますが明治～昭和の北星学園創立百周年記念館に関する資料から札幌の歴史に関する資料まで幅広く展示されています。

所狭しといろいろなものが展示されており、ゆっくり見たら30分以上は簡単に経過してしまいます。

北星学園に縁のある人ならきっと楽しめますし、縁の無い人でも札幌の歴史に興味があれば楽しめるようになっています。

北星学園創立百周年記念館に行こう！

冬期は見学出来ませんが、4月から10月の月水金は見学が出来る北星学園創立百周年記念館に是非来てください。

国の登録有形文化財が好きな方なら、大通公園の最西にある「札幌市資料館」を見てから来るのがおすすめです。

札幌市資料館も国の登録有形文化財に指定されており、登録番号は「第01-0001」という珍しい番号になっています。

札幌市資料館からは歩いて15分くらいの距離です。

札幌に来たら是非、立ち寄ってくださいね。

以上、旧北星女学校宣教師館についてでした。