旧馬場農場のサイロは、さっぽろ・ふるさと文化百選に選定されているひばりが丘団地のランドマーク的存在です。
大きな団地エリアが以前は農場だったことを今に伝える役目も担っており、札幌の人口増加の歴史を垣間見れる場所です。
旧馬場農場のサイロの詳細とアクセス方法
- 住所:〒004-0051 北海道札幌市厚別区厚別中央1条3丁目7
- 電話番号:なし
- 観覧可能時間:24時間
- 定休日:なし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 416 693*43
旧馬場農場のサイロへのアクセス方法・行き方
旧馬場農場のサイロへは地下鉄が便利です。
地下鉄東西線「ひばりが丘駅」4番出口から、徒歩4~5分、距離にして約300メートルです。
車の場合は近隣に駐車場が無いのでおすすめしません。
旧馬場農場のサイロの様子と歴史について
馬場農場は1927年(昭和2年)に馬場和一郎氏が創設した種畜の生産と牛乳の加工を主にした農場でした。
1942年(昭和17年)頃、戦時下の企業整備令で旧内務省の所有となり、その後旧国鉄の所有となります。
そして1958年(昭和33年)に札幌市が買収して、1959年からひばりが丘団地が造成されていきます。
ただひばりが丘団地の造成の直前までサイロとしては利用されてきたそうです。
サイロの前には「さっぽろ・ふるさと文化百選」のパネルが置かれています。
登録番号はNo.36です。
パネルの下には昭和初期の馬場農場の写真を金属プレートに印刷したものがありました。
旧馬場農場のサイロの特徴は屋根の上にあります。
風見鶏が・・・と思ったら
鶏ではなく、馬です。
農場らしく馬をあしらうなんて面白いですよね。
このサイロが出来た当時は、すごく巨大なサイロだったということです。
高さ9メートル、直径6.15メートルは当時最大級の大きさだったそうです。
旧馬場農場のサイロに使われている石は「札幌軟石」ということです。
ひばりが丘団地について
旧馬場農場のサイロがあるひばりが丘団地は、人口が増加する札幌において住宅問題の解決策の1つとして作られたものです。
管理戸数1600以上のマンモンス団地です。
地下鉄駅からほとんどが半径400以内にあり、ひばりヶ丘駅から札幌の中心部の大通駅まで17分ということで通勤にも便利な場所にあります。
その一角に旧馬場農場のサイロはあり、団地のランドマークとして今も今後も残っていきそうです。
以上、旧馬場農場のサイロについてでした。
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