北海道百年記念塔は野幌森林公園の中にある高さ100メートルの塔です。
1968年(昭和43年)に北海道命名100周年を記念して着工され1970年(昭和45年)に竣工し、1971年(昭和46年)4月より一般公開されて高さ23.5メートルの展望室は階段でしか上ることが出来ないのに多くの人が訪れていました。
しかし2014年、老朽化のため内部への立ち入りは危険とされ現在は中に入ることが出来ないようになっています。
北海道百年記念塔へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
- 電話番号:011-898-0456
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:24時間(ただし夜は危険)
- 定休日:無し
- 入場料:無し
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 509 194*15 (駐車場に設定)
北海道百年記念塔へのアクセス方法・行き方
北海道百年記念塔の最寄り駅はJR函館本線「森林公園駅」東口となります。
ただしここから北海道百年記念塔まで約1.5km・徒歩20~30分の距離となっているため、歩いていくとなると結構大変な距離となっています。
駅からバスは出ていますが1時間に概ね1本しかバスが出ていないのでバスによるアクセスは前もって時間を調べていかないとかなり不便です。
バスはJR北海道バス「新22 開拓の村線」となります。
地下鉄東西線「新さっぽろ駅」もしくはJR千歳線「新札幌駅」からもバスは出ていますが、上記のはJR北海道バス「新22 開拓の村線」であり本数が少ないためバスでのアクセスは不便です。
また北海道百年記念等のある野幌森林公園には「北海道博物館」や「北海道開拓の村」などの人気観光スポットがあり、それらの施設と一緒に見ることが多くなっています。
それぞれの施設の距離は結構あるため車で移動する方が早いため、出来れば車で向かった方が良いでしょう。
札幌駅周辺からは約17kmで混雑していなければ約30分、混雑していると1時間近くかかります。
北海道百年記念塔の様子
野幌森林公園の駐車場に車を停めると案内所がすぐに目に入ります。
上記写真の案内所の左側に北海道百年記念等への道となります。
階段を上るとすぐに北海道百年記念塔が見えます。
特徴的な形です。
ここから振り返ると晴れていれば札幌市街とその後ろに連なる山々が綺麗に見えますよ。
階段を上ったところに小さな池があり、池に反射する北海道百年記念塔が実際の北海道百年記念塔と上下対象になりますのでインスタ映えする写真を撮ることが出来ます。
近くからみるとかなり大きく感じます。
この塔は藻岩山山頂やJRタワー展望室T38などから晴れていればかすかに見えます。
塔の横に行って見ていると正面から見た時とは全く異なります。
ゴジラの背びれのように突き出た模様が印象的です。
塔の下は池になっています。
塔の周りまではいけますが、真下には行くことが出来ません。
案内所には「北海道百年記念塔は現在老朽化対策工事等のため入塔できません」と書かれていますが、実際のところ再び開放され塔に昇れるようになる見込みはたっていません(2018年6月11日現在)。
北海道百年記念塔の周りはかなり広い芝生になっており、くつろぐのに良い場所となっていました。
北海道百年記念塔は取り壊される可能性もあり
現在、中に入れない北海道百年記念塔ですが2014年からずっと入れない状態が続いており、説明にある老朽化対策工事が進められているのか疑問に思う人もいるはずです。
実は工事は進められておらず、解体・取り壊しをするかお金をかけて老朽化対策を行うか現在(2018年6月現在)、検討中の状態です。
北海道命名150年の節目となる2018年度中には答えを出すとなっていますが、実際にどうなるかは分かりません。
老朽化対策工事を行う場合費用が10億円以上かかると言われており、それだけの金額を出す意味があるのか存続派と解体派で意見が割れているとのことです。
実際、北海道百年記念塔を建てた時は当時の金額で約5億円ということでしたが、この時も半分は北海道民からの寄付となっていました。
時代は高度成長期で寄付金も集まりましたが今の景気で寄付金で半分以上を賄うのはかなり難しいと思います。
分からないからこそ北海道百年記念塔を見に行こう!
北海道百年記念塔は今後どうなるか分かりません。
だからこそまだ見たことが無い方は今のうちに見ておくのが良いのではないでしょうか?
近くには北海道開拓の村や北海道博物館があり、北海道百年記念塔と合わせて1日楽しめる場所となっています。
是非、札幌観光の際は立ち寄ってみてくださいね。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。