札幌の定番観光スポットの1つ「さっぽろ羊ヶ丘展望台」
クラーク博士の銅像の前で撮った写真は観光情報サイトでは定番になっていますよね。
でも「さっぽろ羊ケ丘展望台」ってそれだけなの?と思うあなたにさっぽろ羊ケ丘公園のスポット・見どころを細かく冬(雪の景色)と春夏(緑の景色)の写真をそれぞれ掲載して紹介していきます。
冬に来る時に雪の無い景色を見てもイメージ出来ませんからね。
さっぽろ羊ケ丘展望台へのアクセス方法と詳細
- 住所:〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
- 電話番号:011-851-3080
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:別途
- 定休日:なし
- 入場料:大人530円/小中学生300円
- 駐車場:あり(無料)
- マップコード:9 287 503*45
- 公式サイト
さっぽろ羊ケ丘展望台の営業時間について
さっぽろ羊ケ丘展望台は年中無休ですが時期により営業時間が異なります。
さっぽろ羊ケ丘展望台及びオーストリア館(テイクアウトコーナー・売店)及び雪まつり資料館は下記の時間となります。
5月6月 | 8:30~18:00 |
7月8月 | 8:30~19:00 |
9月 | 8:30~18:00 |
10月~4月 | 9:00~17:00 |
羊ケ丘レストハウス(ジンギスカンレストラン)は下記の時間になります。
5月6月 | 10:30~17:00 |
7月8月 | 10:30~19:00 |
9月 | 10:30~18:00 |
10月~4月 | 10:30~15:00 |
完全な夜景を見たい場合少し難しいのが羊ヶ丘展望台ですが、冬場の札幌は4時には暗くなりはじめるので、マジックアワーに近い夜景なら冬場の時間帯でも見られます。
逆に6月7月は終了時間間際でも結構明るく夜景は難しくなっています。
さっぽろ羊ケ丘展望台へのアクセス方法・行き方
さっぽろ羊ケ丘展望台へは電車で行くことは難しくバスか車でいくことになります。
札幌駅からバスでの行き方
さっぽろ羊ケ丘展望台へのバスは札幌駅か地下鉄東豊線「福住駅」から出ています。
ただし札幌駅からさっぽろ羊ケ丘展望台までのバスは4月から11月までの間のみで冬期は出ていませんのでご注意ください。
札幌駅からのバスは札幌駅前の東急百貨店を突き抜けた先のバス停になります。
地下鉄札幌駅の13番出口が羊ヶ丘展望台行のバス停の出口になります。
上記は札幌駅の写真ですが右側に「ESTA]と書かれた看板があるのが分かると思います。このESTA(エスタ)の前に東急百貨店があります。
東急百貨店の中に入り、そのまま突き抜け外に出るとバス停があるので、そこからさっぽろ羊ヶ丘展望台行のバスが出ています。
地下鉄東豊線「福住駅」からバスでの行き方
地下鉄東豊線の札幌駅のJRタワー側です。南北線とは乗場が全く異なるので注意してください。
福住駅についたらバスターミナル方面に向かいます。札幌ドーム方面と途中まで同じで案内もしっかりされているので迷うことはありません。
福住駅のバスターミナルの様子です。
地下鉄から上がってきたところです。上記の写真とは反対方向の1番奥の4番乗場から「さっぽろ羊ケ丘展望台」のバスが出ています。
平日なら1時間に平均2本、土日なら1時間に平均3本のバスが出ているので20~30分間隔でバスは出ています。帰りも同じです。
なお、福住駅は札幌ドームの最寄り駅のため、札幌ドームでプロ野球はJリーグ、コンサートがあると大変混雑します。
帰りの地下鉄の切符は事前に購入しておくことをおすすめします。
車やタクシーで向かう場合
さっぽろ羊ケ丘展望台に車で向かう場合、札幌駅から大通駅付近からだと概ね30分くらいの距離です。ただし札幌ドームでイベントがあると混雑することもあります(試合やコンサートの終了時間と重なった場合)。
また福住駅からタクシーで向かう場合、概ね10分くらい1500円くらいで到着するので4人くらいのグループならバスよりもタクシーの方が便利で、1人辺りの金額も150~200円くらいの差しかありません。
車の場合はさっぽろ羊ケ丘展望台の入口で車の中からお金を払います。
事前に細かいお金を用意しておくか電子マネーを用意しておきましょう。
さっぽろ羊ケ丘展望台の入場料はクレジットカード及び電子マネーで支払うことが出来ますから。電子マネーなら交通系電子マネー・WAON・nanaco・QUICPay・iD・Edyに対応しています。
福住駅から根性で歩いていく
福住駅から意地でも歩いていくんだ!という場合、距離にして約3.5kmなので夏季(雪の無い季節)なら1時間ほどで到着します。
ただし積雪期は真面目に危ないので歩いていくことはやめましょう。
チャレンジして途中で諦めました。
展望台と呼ばれるだけあって高台にあるためずっと上り坂になっており疲れます。
さっぽろ羊ケ丘展望台と言えばまずはクラーク博士像
さっぽろ羊ケ丘展望台と言えばまずはクラーク博士の銅像
バス停から降りるとすぐ目の前がクラーク博士像です。
駐車場もこの近くです。
上記の写真は5月中旬に撮影したもの。クラーク博士像の後ろに広がる芝がとても青々しく綺麗な景色が広がります。
上記が12月に撮影したクラーク博士像です。
後ろが一面雪の景色でこちらも綺麗な札幌らしい風景です。
ただ冬の吹雪きの時は後ろに何も見えません。
羊ヶ丘展望台の看板とクラーク博士像の間の奥に札幌ドームが見えます。
5月以降は雪も無くなり上記のような写真の風景に。
雪の季節だと羊たちは放牧されていませんが、ゴールデンウィークくらいから放牧されるようになり羊たちをバックに撮影出来るようになります。
なお土日祝はクラーク博士像の前で記念撮影がずっと行われているのでクラーク博士像だけを撮影したくてもほぼ出来ません。
同じような位置から撮影していますが、柵となる棒がほぼ雪に埋まることもあります。
クラーク博士像の横にある解説板
展望台から望む山々の解説
なお展望台と言っても標高は138メートルでなだらかな傾斜のため凄く展望が良いという訳ではありません。
高い場所からの景色なら藻岩山の山頂がおすすめです。
札幌市内でアクセスもよくて最も展望が良いのは藻岩山です。
案内板も冬と春・初夏ではまったく見た感じが異なります。
クラーク博士像の近くには2つの記念碑があります。上の記念碑は「日本ハムファイターズ記念碑」で選手の手形が飾られています。
上記は石原裕次郎歌碑です。何で石原裕次郎?と思うかもしれませんが石原裕次郎さんのヒット曲「恋の町札幌」を記念して建てられました。
クラーク博士像の前では無料で写真撮影をしてくれますが、撮影をしてくれている人のカメラでも撮影されすぐにプリントされ、よければ買ってね!と観光地でよくある記念写真販売が行われています。
さっぽろ羊ケ丘展望台の「羊ケ丘ほっと足湯」
クラーク博士の銅像から右側に進んでいくと「羊ケ丘ほっと足湯」という足湯があります。残念ながら温泉ではなく沸かし湯ですが、寒い季節には気持ち良いですし春なら観光で疲れた足を回復させてくれます。
それほど広い足湯ではありませんが足湯に浸かりたい場合、タオルを持っていくのは忘れないようにしましょうね。
さっぽろ羊ケ丘展望台 クラークチャペル
足湯の隣にあるチャペルが「クラークチャペル」です。
普段は開放されておらず中に入れないようになっています。
中は教会になっています。結婚式を挙げられるそうです。
毎日10時・12時・15時に鐘がなるそうです。
さっぽろ羊ケ丘展望台 さっぽろ雪まつり資料館
クラークチャペルの隣にあるのがさっぽろ雪まつり資料館です。
右側がさっぽろ雪まつり資料館です。
結構縦に長い建物ですが奥にも結構長くなっています。
このさっぽろ雪まつり資料館は札幌で1番のイベントである「さっぽろ雪まつり」に関する写真や雪像のモデルになった建物等を展示してある資料館です。
歴代のさっぽろ雪まつりのポスター
雪像のモデルになった建物のミニチュアが展示されています。
さっぽろ雪まつりについては下記記事をご覧ください。
さっぽろ羊ケ丘展望台 羊さんのお家
さっぽろ雪まつり資料館から少し奥に行くと「羊さんのお家」という建物が出てきます。
冬場、雪の中に足が埋まるので長靴で行かれることをおすすめします。
冬場だと中で羊さんがのんびりと過ごしています。
外は氷点下の世界ですが中は比較的あたたかそうです。何より羊の毛で覆われているので暖かいでしょう。
さっぽろ羊ケ丘展望台 羊ケ丘レストハウス
羊ケ丘レストハウスはジンギスカンメインのレストランです。
2階が一般客用で1階が概ね団体客用になっています。
ジンギスカンがメインですがカレーやラーメンもメニューにあります。
ただ・・・可愛い羊を見た後にジンギスカンは少し食べにくいですよね・・
さっぽろ羊ケ丘展望台 オーストリア館
オーストリア館という名前はついていますが、オーストリアとは今は特に関係ありません。
レストハウスとは中でも繋がっています。
オーストリア館は1972年の札幌オリンピックの時に作られた建物で、後に羊ヶ丘展望台に移築されています。
1階にはカフェ&テイクアウトコーナーと羊ケ丘ソフト
2階はお土産品の売店となっています。
北海道と言えば初音ミク(雪ミク)
雪ミク関連のグッズも多数販売されていました。
さっぽろ羊ケ丘展望台 札幌ブランバーチ・チャペル
札幌ブランバーチ・チャペルは結婚式場です。
白いチャペルで結婚式、良い思い出になりそうな場所です。
結婚式場としての札幌ブランバーチ・チャペルは公式サイトをご覧ください。
このチャペルの前の石像があります。
冬場は像の足は完全に雪の中ですが羊と女性って面白い組み合わせです。
そしてこの「さっぽろ羊ケ丘展望台 札幌ブランバーチ・チャペル」の正面左側を見てください。
実はこの建物の上に行けるエレベーターがあり、夏期は開放されています(結婚式のある時は閉鎖されることもあります)。
屋上に来て周りの風景を見てみましょう!
クラーク博士像からその前の広大な敷地も見渡せます。
藻岩山も見渡せます。
札幌の中心部も見えますよ。上記写真中央の一番高い建物はJRタワーです。
さっぽろ羊ケ丘展望台の裏庭
観光でさっぽろ羊ケ丘展望台 に来ても裏庭まで見にくる人は少ないのですが、それは非常に勿体無い!
是非オーストリア館の裏側にある裏庭も見てください。
雪の無い季節ならゆっくりと芝生の上を散策出来ます。
冬場は雪が深くて歩けませんが、雪と広い場所に木々という北海道らしい風景を見ることが出来ます。
さっぽろ羊ケ丘展望台 に来てここを見ないで帰るようなことは無いようにして欲しいです。
さっぽろ羊ケ丘展望台 に行こう!
おそらく「さっぽろ羊ケ丘展望台」でクラーク博士像だけを見て帰ってきた人は
景色はそれなりに良かったけど、わざわざ行くような場所では無かったかな・・・
なんて言ってるかもしれません。
でも年間パスポートまで購入して毎月行っている筆者からすれば、なんて勿体無いんだ・・と思ってしまうほど残念なことです。
クラーク博士像と一緒に記念写真を撮るだけが「さっぽろ羊ケ丘展望台」ではなく、札幌の雰囲気を楽しみ、雪景色や青々しい芝と青空を楽しむ場所です(だから天気の悪い日はおすすめ出来ませんが)。
札幌に行った時に天気が良ければ是非、さっぽろ羊ケ丘展望台に立ち寄ってください。
ただしバスで行くと時間がかかってしまうので、ここは車で行くことをおすすめします。
以上、さっぽろ羊ケ丘展望台についてでした。
なおさっぽろ羊ヶ丘展望台は、サポカン編集部の「札幌おすすめ観光スポット21選」に入っています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。