「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」に行こうかな?と考えているけど実際にどうなんだろう?
行く価値はあるのかな?と考えている方へ。
実際に2017年度の「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」に行った様子を写真多めに紹介しつつ、行くべき価値のあるイベントかどうか説明していきます。
でも先に答えを知りたい!という方に率直に申し上げると
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」だけなら別にわざわざ遠方から来るべきイベントではありません。
しかし、同時開催されている「さっぽろホワイトイルミネーション」と兼ねて冬の札幌を楽しむということであれば是非見てほしいイベントです。
ミュンヘン・クリスマス市について
毎年11月の後半からクリスマスの12月25日まで札幌の中心にある大通公園の2丁目で開催されるイベントです。
2019年は下記日程で行われます。
- 期間:11月22日(金)~12月25日(水)
- 開催場所:大通公園2丁目
- お問い合わせ:011-281-6400(さっぽろホワイトイルミネーション実行委員会)
- 最寄駅:札幌駅・大通駅
- 公式サイト:さっぽろホワイトイルミネーション
札幌の姉妹都市「ミュンヘン」との姉妹都市提携30周年の2002年から開始されました。
クリスマス市と名付けられている通りクリスマス用の飾りやミュンヘンの雑貨が数多く販売され、ソーセージやお菓子なども販売され活気を見せてくれます。
もともとミュンヘンではアドヴェント(日本語では待降節<たいこうせつ>)というイエス・キリストの降誕を待ち望む期間があり、11月30日に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間がその期間になり、町の中心でクリスマス市が開催されています。
その札幌版として開催されているのが「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」です。
北海道は元々キリスト教が多く、札幌で定着したのはその影響かもしれません。
また姉妹都市であるミュンヘンの方も数多く来られ、お店で売り子さんをしていることもあります。
ミュンヘン・クリスマス市の混雑状況と来場者数
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」の来場者数は2016年(平成28年度)が120万人、ピークは2015年の138万人と札幌市の発表では書かれています。
ただし計測方法については書かれておらず、また同時期に開催される「さっぽろホワイトイルミネーション」にだけ来た人も含まれている可能性があります。
実際にはそこまでは多く来ていないというのが期間中、何回も行った立場からの見解です。
でも多くの人が来ているのは間違いなく、期間中の金土日の夜はかなり混雑します。
特に最終日前日と最終日は物凄い人になります。
上記は2017年12月23日(土)、夜20時頃の様子です。
飲食を販売する出店には長蛇の列が出来て購入まで10分20分待つのは当たり前の状態のお店も。
ただしこれは飲食の出店のお話
クリスマスの装飾品や雑貨のお店は概ね、すぐに購入出来るくらいです。
上記はクリスマス装飾品や雑貨の出店のエリアの様子
混雑はしていますが、直接購入している人の数はそれほど多くないことが伺えますよね。
ただ道幅は雪が積もり狭くなっているため、あまり早くは進めません。
またあまり知られていませんが北海道の人はあまり積極的に道を譲ってくれません。
また中国人観光客も多く、写真を撮って道を塞いでいることも。
ここは早く歩くことを諦めてゆっくりと見ることに徹することをおすすめします。
混雑を避ける方法とか説明しているサイトもありますが、大通公園2丁目は縦100メートルほど、横50メートルほどの広さしか無い場所です。
それだけの広さしか無いところで混雑を回避する方法なんてありません。
人があまりいない時間帯と時期
ただ人があまりいない時間帯や時期を狙えば混雑は避けられます。
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は11月下旬に始まりますが、始まる土曜日及び日曜日は混雑しますが、平日だとかなり空いています。
特にお店が開く11時から12時ちょっと前まではかなり空いており、飲食店で並ばずに購入出来ます。
お昼時間は近隣で働く人も食べに来るので混雑しますが13時を過ぎて16時くらいまでもそれほど混雑はしていません。
というよりは誰もいない時も・・・
12月の中旬を超えると混雑するようになるので12月上旬の平日であれば余裕で見ることが出来ます。
平日の昼間なら混雑していても上記の写真のような感じです。
なお夜は同時開催されている「さっぽろホワイトイルミネーション」を見に来る人が多いので非常に混雑しますが歩けないほどではありません。
ミュンヘン・クリスマス市の出店と食物
気になるのはどんな出店があるのか、どんな食物が食べられるかだと思います。
クリスマス装飾品や雑貨のお店は下記のような感じです。
雪だるまの人形
小さなクリスマスツリー
クリスマスリース
マトリョーシカ
カラフルなガラス製品
日本のものとはひと目見て違うというものが並べられていて、見ているだけで楽しめます。
飲食店はドイツ料理やそれに近いものが多くなっています。
ソーセージやジャーマンポテトなんてまさにドイツですよね。
なお上記の写真でプラス100円というのは食器代です。
食べ終わった食器を返却所に持っていくと100円は返却されます。
ソーセージやジャーマンポテトを頼むと鉄板の上で温めて出してくれます。
他にはクラムチャウダーやコーンスープ、ビーフシチューにローストチキンなどもあります。またアーモンドのお菓子を販売するお店も多くあります。
食べるところは野外に置かれたテーブルで立ち食いが一般的です。
樽を使ったテーブルも。
でも外は寒いのでもう少し暖かいところで食べたいという方向けにテントも用意されていますので安心してください。
上記のようなテントがあり中で食べれます。
実際に食べたものをご覧ください。
ジャーマンポテト、非常に熱くてホフホフしながら食べました。
ソーセージは大きくてボリュームもあります。
クラムチャウダー
ビールが好きな人ならここで1杯も良いですね。
ミュンヘン・クリスマス市でクレジットカード・電子マネーは使える?
旅行中、現金はあまり持ち歩きたくないという方もいますよね。
だからクレジットカードや電子マネーが使えれば良いな~と思う人も多いでしょう。
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」でクレジットカードや電子マネーは使えるかというと
- クレジットカード=使用不可
- 電子マネー=使用可
となっています。
イオンが割と好意的なようでWAONの人形が置かれているお店が目立ちました。
使える電子マネーは
- WAON
- nanaco
- SAPICA・Kitaca・Suica等の交通系電子マネー
- QUICPay
となっています。
iDやEdyが使えないのはちょっと不便ですが、交通系電子マネーが使えるのは嬉しいですよね。
またそれぞれの電子マネーをクレジットカードと紐づけておけば、クレジットカード払いみたいなものですからね。
ミュンヘン・クリスマス市での写真撮影
せっかく札幌に来たのなら記念撮影もしたいですよね。
会場中央に上記のような写真のスペースがありますのでここで記念撮影をされている方が多かったです。
ただし夜の混雑時は人が多すぎて撮影出来ないことも。
入口に雪だるまの電飾があり、ここで記念撮影をしている人も多かったですよ。
ただし綺麗な写真なら同時開催されている「さっぽろホワイトイルミネーション」の会場の方がおすすめです。
ミュンヘン・クリスマス市への服装
11月後半から12月の札幌は氷点下を上回る日の方が少ないです。
寒い時には氷点下10度近くまで下がります。
また雪が吹雪のように降る時も。
だから風を通さないダウンコートやベンチコートがおすすめです。
ただし移動で地下街を使う場合、地下街は非常に暖かいというか外から入ると暑いくらいなので、すぐに脱げるものがおすすめです。
そして一番気をつけてほしいのが靴です。
はっきり言って会場は滑ります。防滑靴(滑りにくい靴)は必須です。
そして札幌は足から冷えてきます。
また雪に足が埋まることも。
最低でもハイカットの靴は必要です。出来ればブーツが理想的です。
滑りにくい底のブーツを用意出来るのならそうしてください。
なお靴の裏に貼る滑り止めや靴に取り付ける滑り止めは靴屋やコンビニで販売されているので、防滑靴が用意出来ない場合は購入して靴に取り付けるようにしてくださいね。
靴の裏面に貼るタイプの滑り止めは靴の裏に凹凸があるものだと貼れません。靴の裏に凹凸が無いもののみとなります。
ティンバーランド等のハイカットで裏面がゴツゴツした靴なら大丈夫かと思うかもしれませんが、滑りますからおすすめしません。
雪が振りたてなら滑りにくいのですが、多くの人が歩いて完全に圧雪された雪だとツルツル滑ります。
ハイカットやブーツの防滑靴なら滑らないし足元も暖かいので安心ですよ。
女性の場合、UGGなら寒い所用の靴だから大丈夫かと思うかもしれませんが、UGGも滑ります。
UGGはUGGでも靴底がガラス繊維が散りばめられた防滑靴のタイプなら滑りにくいです。
編集部の女性が履いているUGGの防滑ブーツです。
もっともこれでも滑る時は滑りますので、雪道はずっと注意が必要です。
ミュンヘン・クリスマス市へ行こう!
札幌の冬期前半の最大イベントである「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」、是非この2つのイベントを見に行きましょう!
札幌の冬の最大イベントは「さっぽろ雪まつり」ですが、飛行機代は非常に高い時期ですし、ホテルもかなり高くなります。
12月の札幌はホテルが一部取りにくい場合もありますが、比較的安く来れる時期です。
是非、この2つのイベントに来てくださいね。
札幌は夏季と冬期の2回来るのがおすすめです。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。