アンパン道路は、札幌市豊平区にある道路の名称です。
国道36号線・月寒通から国道453号線・平岸通を結んでいます。
でも、何でそんな名称の道路が???と思いますよね。その理由には札幌スイーツである「月寒あんぱん」が大きく絡んでいます。
アンパン道路の詳細とアクセス方法
- 住所:〒062-0020 北海道札幌市豊平区月寒中央通7丁目1-14付近(月寒側起点)
- 電話番号:なし
- 営業時間:道路なので24時間見れます(工事中除く)
- 定休日:道路なので24時間通れます(工事中除く)
- 入場料:一般道なので無料です
- 駐車場:一般道なのでありません
- マップコード:9 407 446*43 (月寒側起点)
アンパン道路へのアクセス方法・行き方
アンパン道路は全長約2.6kmの道で車だとすぐに通り過ぎてしまう距離なので歩いてみるのがおすすめです。
地下鉄東豊線「月寒中央駅」1番出口を出ると目の前が「アンパン道路」となっています。
地下鉄の出口を出て前を見てください。
上記写真の道がアンパン道路の月寒川起点です。
ここから徒歩40~60分でアンパン道路の平岸側の終点である平岸小学校前に到着します。
平岸小学校から最寄りの駅は地下鉄南北線「南平岸駅」です。距離にして約350メートル、徒歩5分くらいなので月寒中央駅から南平岸駅まで歩くと考えてください。
アンパン道路の様子と歴史
アンパン道路の月寒川起点の横にあるお店の横に「さっぽろ・ふるさと文化百選」のプレートが申し訳なさそうに建てられています。
明治43年(1910年)、旧豊平町役場が豊平から月寒に移転したため、平岸の人々は役場への連絡路となる新道の開設を要望した。街は歩兵第25連隊に協力を要請し。翌年地元民も参加して工事が行われ、全長2.6kmの道路がわずか4ヶ月で完成した。町はこの工事中兵士たちに間食としてアンパンを提供した。これが今日の名物「月寒アンパン」である。以来この道路は「アンパン道路」と呼ばれ、人々に親しまれるようになった。
と書かれています。
今で言えば、市町村合併をしたら自分の住んでいた役場が元隣町の役場になったけど、そこまで行く道が無いということでしょう。
それはまさに不便極まりない状態ですよね。それに答えるべく道を作ったということになります。
アンパン道路であることが、これでもか!という感じで分かるようになっています。
道路そのものは至って普通の道です。
2台の車がすれ違う時に少し面倒かな?という感じの道路幅ですが、もう少し行くときちんとした2車線になります。
途中、アンパン道路の石碑も置かれています。
特に見どころがある道路ではありませんが、数軒の古い建物があります。
あんぱん道路が出来るきっかけとなった豊平町役場跡のパネルが途中にあります。
そして南平岸駅の高架線の下を通り抜けると終点まであと少しです。
終点の平岸小学校です。
平岸小学校の前にはアンパン道路の平岸側の始点であることのパネルが置かれています。
ここまで約40分(~60分)です。
近隣に住まわれている方なら1度歩いてみるのも良いのではないでしょうか?
平岸小学校の詳細
- 住所:〒062-0932 北海道札幌市豊平区平岸2条14丁目
- 駐車場:アンパン道路看板見学用は無し
- マップコード:9 374 767*28
月寒あんぱんを食べよう!
アンパン道路がきっかけで生まれた名物「月寒あんぱん」は月寒中央駅4番出口を出たところに「月寒あんぱん本舗 月寒総本店」としてお店があります。
アンパン道路を見る前に立ち寄ってここで「月寒あんぱん」を購入して途中の公園等で食べるのも良いかもしれませんよ。
「月寒あんぱん本舗」については下記記事をご覧ください。
以上、あんぱん道路についてでした。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。