吉田茂八という人物をご存知でしょうか?
札幌市が選定した「さっぽろ・ふるさと文化百選」のNo.52に「吉田茂八ゆかりの地」とあります。
札幌の開拓に貢献した人物の1人で札幌開祖の1人とされています。
その吉田茂八の業績をたたえ豊平川の近くに「札幌開祖 吉田茂八碑」が建立されています。
札幌開祖 吉田茂八碑の詳細とアクセス方法
- 住所:〒060-0055 北海道札幌市中央区南5条東5丁目2(橋台広場第一公園 内)
- 電話番号:なし
- 営業時間:公園のため24時間
- 定休日:公園のためなし
- 入場料:なし
- 駐車場:なし
- マップコード:9 494 423*68
札幌開祖 吉田茂八碑へのアクセス方法・行き方
札幌開祖 吉田茂八碑へは基本的に公共交通機関のみとなります。
車を停められる場所が無いためです。
公共交通機関の場合、地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」3番出口を出て、国道36号線を東へ、徒歩10~15分くらい、距離にして約700メートルで到着します。
豊平橋と呼ばれる橋の手前に小さい公園があり、その一角に「札幌開祖 吉田茂八碑」があります。
この豊平橋を通る国道36号線という道は札幌の歴史を語る上で欠かせない道路で以前は「弾丸道路」と呼ばれていました。
弾丸道路の歴史については下記記事をご覧ください。
「札幌開祖 吉田茂八碑」のあるのは非常に小さい公園です。
吉田茂八という人物とは何をした人なのか?
「札幌開祖 吉田茂八碑」という石碑を建立してもらえるほどなので札幌の始まりにおいてかなり貢献した人物だと思いますが、結局何をしたの?と思うのが率直なところですよね。
簡単に言えば、豊平川の渡し船を管理する豊平川渡守(幕府が任命した正式な)をし、後に創成川の中央区南3条から南6条までの間の掘削工事を請負い、指揮陣頭を行った人物です。
1825年(文政8年)に北海道福山(今の北海道松前町)に生まれ1920年頃まで生きていたのではないかと言われていますが、1873年くらいからの経歴がよくわからなくなっています。
札幌発展の礎となる創成川の掘削工事を指揮したことが特に貢献したとされているようです。
小さな公園に立派な石碑、少しアンバランスと言えます。
石碑の前には「さっぽろ・ふるさと文化百選」のプレートが置かれていました。
石碑だけで特に他は見るところが無いところですが、札幌旅行中に豊平川の散策に出かけた時にでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
秋(概ね10月初旬から11月)になると豊平川を遡上する鮭の姿を見ることが出来るかもしれませんよ。
以上、札幌開祖 吉田茂八碑についてでした。
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