【日本福音ルーテル札幌教会・めばえ幼稚園】札幌市の景観重要建造物に登録されている歴史的建物

「日本福音ルーテル札幌教会」及び隣接している「札幌ルター学園 めばえ幼稚園」は札幌市の「景観重要建造物」に選定されている札幌の歴史的建造物です。

ともに公道から見学することは可能であり近くを通ることがあれば是非見てほしい札幌を代表する歴史的建造物です。

日本福音ルーテル札幌教会・めばえ幼稚園の詳細とアクセス方法

• 住所：〒064-0912 北海道札幌市中央区南12条西12丁目2-27
• 電話番号：011-561-9516
• スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
• 定休日：外観だけならいつでも
• 入場料：なし
• 駐車場：関係者用駐車場のみ
• マップコード：9 431 817*04
• 日本福音ルーテル札幌教会 公式サイト

日本福音ルーテル札幌教会・めばえ幼稚園へのアクセス方法・行き方

日本福音ルーテル札幌教会・めばえ幼稚園へは札幌市電（路面電車）が便利です。

地下鉄大通駅もしくは地下鉄すすきの駅で札幌市電「内回り」に乗換え、「西線11条駅」で下車、そこから徒歩6～8分くらい、距離にして約500メートルです。

大通駅から最寄りの札幌市電は「西4丁目駅」です。

西線11条駅で降りたら市電と同じ進行方向に進みます。途中ベントスというお弁当屋さんがありますが、このお弁当屋さんを超えて最初の信号機（押しボタン式）の交差点を左折していけば到着します（つまり1回しか曲がりません）。

車の場合、一応駐車場がありますが基本的には関係者用です。

日本福音ルーテル札幌教会・めばえ幼稚園について

1934年（昭和9年）、フィンランドの宣教師らによって日本福音ルーテル札幌教会が作られました。

そして2年後の1936年（昭和11年）にフィンランドの幼児教育理念を元に作られたのが「札幌ルター学園 めばえ幼稚園」です。

昭和初期に建てられた貴重な洋風建築物として歴史的な価値がある建物です。

上記写真の手前にある石造りの建物が「日本福音ルーテル札幌教会」で、奥に見える白い壁の木造建築物が「めばえ幼稚園」です。

めばえ幼稚園が景観重要建造物の第2号

日本福音ルーテル札幌教会が景観重要建造物の第1号

• 日本福音ルーテル札幌教会＝札幌市の景観重要建造物 第1号
• めばえ幼稚園＝札幌市の景観重要建造物 第2号

となりますが、札幌市の景観重要建造物は2018年現在この2つのみとなっています。

この景観重要建造物の下に「札幌景観資産」が30件（現存するのは26件）が選定されています。

日本福音ルーテル札幌教会について

日本福音ルーテル札幌教会は1934年（昭和9年）に作られた木造の建物です。

石造風に作られた正面に対して後ろ側は下見板張りとなっているのが特徴的です。

アーチ型の窓がいかにもキリスト教的な建造物であることを醸し出しています。

内部の見学は教会行事が無ければ許可を得てから見学することが出来ます。

札幌ルター学園 めばえ幼稚園について

1936年（昭和11年）に建てられた木造建築物です。

クリーム色に塗られた下見板張りと赤い屋根が特徴的な建物です。

入口には右から左への横書きで「めばえ幼稚園」と書かれています。

正面からみためばえ幼稚園、

三角の屋根の形状も特徴的と言えます。

こちらは幼稚園として使われており、見学は出来ません。

なお平日に行って撮影していると怪しい人と思われることもあるので注意してください。

日本福音ルーテル札幌教会を見にいこう！

美しい形状の昭和初期の建物、札幌市内ではいくつか現存していますが、個人宅として使われている場合が多く、公道からここまではっきり見えている建物は少なくなっています。

それだけ価値ある建造物です。

札幌市電では「もいわ山ロープウェイ」に乗る場合にもよく使われています。

日本福音ルーテル札幌教会のある西線11条駅から「もいわ山ロープウェイ」の最寄り札幌市電駅の「ロープウェイ入口駅」までは3つ目です。

「もいわ山ロープウェイ」への観光の前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

以上、日本福音ルーテル札幌教会についてでした。