サッポロビール博物館は、札幌駅から循環バスも出ており簡単にアクセスが出来てる人気の観光スポットです。
サッポロガーデンパークというショッピングセンターもある複合施設の中にあります。
「北海道遺産」及び「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選定されており外観だけでも見て欲しい歴史ある建物です。
また博物館なので雨でも楽しめる場所です。
サッポロビール博物館の詳細・アクセス方法
- 住所:〒065-8633 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
- 電話番号:011-748-1876
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 営業時間:11:00~20:00(最終入場は19:30)
- 定休日:年末年始(臨時休館あり)
- 入場料:無料(プレミアムツアーは500円)
- 駐車場:あり
- マップコード:9 554 378*85 (駐車場入口に設定)
- 公式サイト:サッポロビール博物館
サッポロビール博物館へのアクセス方法・行き方
サッポロビール博物館へはバスが便利です。
札幌駅(南口)の前に東急百貨店の裏側から循環バス(有料)が出ています。
「サッポロファクトリー・サッポロビール園」行きのバスに乗り終点である「サッポロビール園」で下車すればそこがサッポロビール博物館です。
なお手前のバス停が「サッポロビール園入口」なので間違えないようにしてくださいね。
バスは概ね20分間隔で出ており、比較的アクセスしやすくなっています。
札幌駅北口からもバスは出ています。
札幌駅北口2番乗場 系統番号188「サッポロビール園・アリオ線」です。
こちらは平日は30分間隔で土日は20分間隔となっています。
地下鉄の場合は地下鉄南北線「東区役所前駅」から徒歩10分くらいです。
車でのアクセスも可能ですが運転手がビールを飲むことが無いよう徹底してくださいね。
札幌駅から5分くらいで到着します。
タクシーの場合、札幌駅北口から乗車すると概ね5分くらい、料金は渋滞等が無ければ1000円くらいで到着します。4人で向かうのならタクシーの方が早く値段もバスとそれほど変わりません。
サッポロビール博物館の外観
サッポロビール博物館はサッポロガーデンパークというショッピングセンターもある複合施設の中にあり同施設内に「サッポロビール園」(ジンギスカンも食べられるビアホール)もあり看板は「サッポロビール園」となっています。
中に入って目に入ってくる大きな建物がサッポロビール博物館です。
展示品として外に置かれているトラクター
樽が積み重なって看板の役目をしています。
でも普通に読んでも意味がわからないですよね?右から縦(斜め)に読んでみてください。
博物館の前には煮沸釜も置かれています。
煉瓦造りの重厚な建物です。
サッポロビール博物館の煉瓦造の建物は1890年(明治23年)に建てられました。
元々は「札幌製糖」という会社の建物でしたが会社が無くなり1903年(明治36年)に煉瓦造の製糖工場を買い取って製麦工場として使用することになり1965年(昭和40年)まで工場として稼働していました。
1966年(昭和41年)にサッポロビール創業90周年を記念して「開拓使麦酒記念館」となり、ビアホールの「サッポロビール園」を併設することに。
その後、一時は取り壊しの声もありましたが、歴史的な建物を残す動きがあり1987年(昭和62年)に「サッポロビール博物館」として開館しました。
なおよく勘違いされるのですがサッポロビール博物館並びにサッポロビール園ではビールは製造していません。
正面からサッポロビール博物館を見たところです。
赤い星マークが目立ちますが、これは元々は開拓使のシンボルで北海道庁旧本庁舎や札幌市時計台にもついています。
経済産業省の「近代化産業遺産」にも登録されています。
馴染みの無いBELCA賞というもののプレートもはられていました。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」はNo.033で登録されています。
サッポロビール博物館の建物内の様子
ではサッポロビール博物館の中へ
サッポロビール園の受付もこちらになっています。
案内の通り進んでいくと受付があります。
サッポロビール博物館は
- 無料で見られる自由見学
- 500円を支払い案内係がついて見学をするプレミアムツアー(試飲付き)
の2種類があります。
プレミアムツアーを希望の場合は上記のカウンターで申し込みをしますが自由見学で良い場合は3階まで階段かエレベーターで上り自由に見学をします。
なおプレミアムツアーは
- 開催時間:11:30~17:30の間で毎事00分30分にスタート
- ツアー定休日:毎週月曜日・年末年始・臨時休館日
- ビールの試飲は指定の2杯(ビールが飲めない方はソフトドリンク2杯)
- 混雑時はかなり待つこともあります
となっています。
実際、筆者がいった時は夏休み期間ということもありましたが平日でも2時間待ちの状態でした。
なお電話もしくはインターネットで事前に予約しておくことも可能です。
今回は自由見学のルートで説明します。
階段かエレベーターで3階へ
館内の撮影は可能ですが、ビデオ撮影(動画撮影)及び録音は禁止されています。
なお自由見学の場合プレミアムツアー参加者が優先されるため、ちょっと嫌な気持ちになるかもしれません。
中に入ると巨大な煮沸釜が展示されています。
煮沸釜でホップを加えて煮沸することでビール独特の苦味と香りがつけられるそうです。
煮沸釜の周りに螺旋状の坂道の通路があり2階へと降りていきます。
途中、ステンドグラスがとても綺麗に見えますよ。
坂道を下ったところの奥から撮影すると煮沸釜全体を撮影することが出来ます。
そして2階はパネルでサッポロビールの歴史が展示されています。
真剣に全部読むと1時間くらいはかかります。
模型も展示されています。
面白いのが過去のサッポロビールのポスターの展示です。
並べてみるとすごく変化していることがわかります。
そして見終わったら1階へ
スターホールという場所で非常に安い価格で試飲をすることが出来ます。
1杯200円から飲めるのは嬉しいですよね。
ビールが飲めない場合は北海道のロングセラー炭酸飲料「リボンナポリン」を飲んでみましょう!
色合い的にはビールに近いですよ。
サッポロビール園
時間に余裕があったりお昼や夕食を食べたいのならサッポロビール園もおすすめです。
食べないまでも建物だけでも見学していきましょう!
サッポロビール園はいくつかの建物に分かれていますが代表的でありシンボルとなっているのが「ケッセルホール」と「トロンメルホール」です。
ケッセルホールはランチもしていますがトロンメルホールは夕食だけです。
他にもポプラ館、ライラック、ガーデングリルといったテーマ別のホールがあります。
サッポロビール博物館の夜景
サッポロビール博物館の建物は夜になるとライトアップされ歴史ある建物がより魅力的に見えるようになります。
レンガ造りの歴史ある建物なのでより夜景が美しく見えます。
建物の反対側に周ると煙突と博物館の建物を見ることも出来ます。
大きな煙突とライトアップされた建物、とても美しい景色です。
サッポロビール博物館へ行こう!
サッポロビール園はビールが好きな方ならきっと楽しめる観光スポットです。
札幌駅からバスで簡単に行けるのも人気の1つです。
大人4人ならタクシーで行ってもバスで行くのと大きな差はありません。
またバスであれば行きと帰りサッポロファクトリーにも立ち寄ります。
サッポロファクトリーは札幌開拓使麦酒醸造所というビール工場でした。
7月後半から8月中旬なら帰りにバスが停車する大通公園にも立ち寄って「札幌夏祭り」のビアガーデンで更に楽しむことも出来ます。
もちろん飲まない人でもサッポロファクトリーと合わせて歴史ある煉瓦造りの建物はきっと札幌旅行の良い想い出に残りますよ。
是非、札幌に旅行に来られた時は立ち寄ってくださいね!
以上、サッポロビール博物館についてでした。
なおサッポロビール博物館は、サポカン編集部の「札幌おすすめ観光スポット21選」に入っています。
コメント この場所に行ったことがあるのなら是非感想を書いてくださいね。