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マップコードについて・北海道の自動車旅行で欠かせない機能
マップコードは、聞き慣れない名称かもしれませんが、車で北海道を旅行する際に非常に役立つカーナビで目的地を設定するために入力するものです。
目的地に細かい住所が無い場合でも、マップコードなら誤差3メートル以内でたどり着くことが可能です。
細かい住所が設定されていない北海道では欠かせない機能です。
北海道を車で旅行する場合、マップコードは非常に便利!
北海道で人気の観光スポットには「天に続く道」「セブンスターの木」等があります。
天に続く道の住所を調べても出てくる住所は
- 「北海道斜里郡斜里町峰浜」で細かい住所なし・電話番号なし
セブンスターの木で検索しても出てくる住所は
- 「北海道上川郡美瑛町北瑛」で細かい住所なし、電話番号なし
仮に電話番号があっても観光協会等の電話番号で目的地に設定されている訳では無いので、カーナビで電話番号検索をしてもまったく別の場所が出てきてしまいます。
そんな住所や電話番号で検索出来ない観光スポットが北海道には多数あるため、マップコードをカーナビに入力して検索すると非常に便利です。
マップコードとは、日本全国の緯度経度を数値化した番号です。
マップコードは、日本全国を大まかにメッシュ分割したゾーンから、さらにそれを細かく分割したブロック、ユニットによって構成されます。
このゾーン、ブロック、ユニット、それぞれの番号を順に並べた数字がマップコードです。ゾーンは全国を1162個に分割したもので、その四方は約27km。ブロックはゾーンを900個に分割し、ユニットはブロックをさらに900個に分割したもので、ユニットの四方は約30mとなります。
ユニットをさらに分割してSコアという約3m四方の単位まで分割が可能で、より精度の高い位置情報を得ることができます。
難しく書かれていますが、最大12の数字の組み合わせで誤差3メートル以内でマップコード対応カーナビなら目的地を設定出来る機能ということです。
Google Mapで充分なのでは?と思うかもしれませんが、本州から北海道に旅行に来るのにスマホを車に固定するためのスマホ車載ホルダーを持ってくるのも荷物になって面倒です。
第一、画面が小さくて見にくいという欠点もあります。
運転に支障をきたさないように設計されているカーナビなら、画面も大きく見やすくなっているので、是非マップコードを利用して北海道旅行を楽しんで下さい。
北海道PRESSではマップコードを最初に紹介
初めて北海道に来て、マップコードの存在を知らないと目的地までたどり着くのも大変です。
だから北海道PRESSでは観光施設を紹介している個別記事では最初にマップコードを表示しています。
マップコードをカーナビに入力してご利用ください。
マップコードの使い方
今、日本で販売されている埋め込み式のカーナビであればほとんどのモデルでマップコード機能がついています。
行き先を決める時、多くのカーナビは「メニュー(MENU)」をタッチします。
名称や住所、電話番号で一般的には行き先を設定しますが、マップコードでの入力画面が無い場合は画面のどこかに矢印が無いか確認してください。上記の図で言えば右側に矢印ボタンがあるので矢印ボタンをタッチします。
マップコードがあればタッチします。
マップコードを入力します。
マップコードの形式上「642 561 459*10」というように4つ(一部3つ)のパートからなっているため、パートごとスペースがありますがカーナビへの入力の際はスペースは入れなくても大丈夫です。
そして検索ボタンをタップします。
目的地が表示されるので、後はカーナビで「ここに行く」(機種により文言は異なります)をタッチすればカーナビで案内してもらえます。
Clickマップコード対応のカーナビか確認する
マップコードはデンソーの登録商標
マップコードはデンソーの登録商標です。
詳細はデンソーのマップコードのサイトをご覧ください。
Clickデンソー マップコード
是非、北海道旅行はマップコードを活用してください。
レンタカーを借りる時は事前にカーナビがマップコードに対応しているか確認されることをおすすめします。