先日、狸小路付近を歩いていた時、狸小路3丁目と4丁目の札幌駅前通りで信号待ちをしていた路面電車にふと目が止まった。
路面電車が通る近くに住む人にとって、路面電車は日常の風景であり特に気にすることも無いはずだ。
ただ、何気なく見た路面電車のフロントガラスに異質な説明文を見つけてしまった。
そう、ドライブレコーダー搭載車という説明文だ。
札幌の路面電車にはドライブレコーダーが搭載されている
2018年くらいから「煽り運転」のニュースを頻繁に見るようになった。
特に2019年の7月から9月にかけては大きな事件もあり、煽り運転のニュースを見ない日は無いというくらい報道されていた。
しかし、その余波は車だけでなく路面電車にも広がっていたのだ。
札幌の路面電車でも古い部類に入る210系の211号、1958年に登場したモデルだ。
道産電車として親しみを受けているこの電車のフロントガラスを見て欲しい。
まだ少しわかりにくいのでもう少しアップにする
「ドライブレコーダー搭載車」という説明文が書かれているではないか!
ポラリスやシリウスに搭載されていても何も違和感は感じないが、210系の路面電車にまで搭載していたのは正直驚いた。
路面電車と車との接触事故
路面電車を走っているところを見ると、時折接触事故となってもおかしくない運転をする人はいる。
何よりレンタカーで非常に危険な状況になっていることはたまに見かける。
本州では路面電車が走っているところの方が少なく、北海道に旅行に来た人が路面電車の存在を知らないために、どうしても危険な運転になってしまっていることがあるのだ。
もちろん、悪質な運転をする車の運転手もいる。
だからこそ、路面電車の全車両にドライブレコーダーを搭載するのも致し方ないだろう。
少し調べてみたら、 ドライブレコーダー取付業務 仕様書なる資料を見つけた。
入札で業者を選定して取り付けを開始しているそうだ。
やはり安全のために、路面電車にもドライブレコーダーを取り付けるのは致し方ないのだろう。
もし路面電車に乗る機会があれば、どこにドライブレコーダーがついているか探してみるのも面白いだろう。
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