札幌へ引っ越すことを考えている方、転勤等で引っ越しをしなくてはいけない方、進学で札幌の大学等に来る方、いろいろな方が札幌に住むためにやってきます。
ただ近年では移住のために札幌に来る人も多くなっています。
移住とは?移住という言葉の変化と札幌への移住
移住という言葉の意味を調べると「他の土地に移り住むこと」となっています。
その言葉の意味だと引っ越しも転居も同じ意味になりますが、移住という言葉には自主性を感じる人も多いのではないでしょうか?
というのも転勤や就職のためだと自主性というよりは会社の命令だったりして、強制的なニュアンスがあるように思えます。
しかし「移住」という言葉を使うと自分の意思によって住む土地を変わるというように感じます。
札幌市は株式会社ブランド総合研究所が行った調査で全国第3位になり、いろいろなところで行っている住みたい街ランキングでも概ね全国ベスト10に入る人気の街です。
ただ都道府県別で見ると北海道は移住希望地域ランキング2017では全国16位(NPO法人 ふるさと回帰支援センター 調べ)となっており実際には多くは無いようです。
ではなぜ多く無いのか?
その理由は、本州と陸地もしくは車が通れる橋で繋がっていないため親族等になにかあった時に気軽に帰ることが出来ず、心配だからということが考えられます。
2017年の移住希望地域ランキングで1位は長野県、2位は山梨県、3位は静岡県と東京からほど近い地域で自然が豊かな場所を選ぶ傾向があります。
進学で札幌に来る人は多い
北海道大学の資料によると2016年度の入学者の割合で道内出身者は35.9%と約3分の1位に過ぎず、6割以上が北海道外の出身者となっています。
平成28年度 北海道大学ファクトブックより(PDF)
北海道にあこがれて本州や北陸・中部、関西からやってくる学生は意外と多く、進学ですが、自分の意思で進路を選んでいれば移住してくるとも言えます。
北海道外から札幌に転入してくる人は年間約3万人
札幌市のデータによると北海道外から札幌に転入してくる人(住民票を移している人)は年間で約3万人いるそうです。
統計さっぽろ(月報)より(PDF)
*上記はクリックで拡大します。
直近2017年(平成29年)では道外から来る来た人は29266人です。
この内、何人が進学で何人が転勤で何人が移住かは分かりませんが、道外から来る人は年々増えています。なお道外へ出ていく人も増えていますが、これは元から北海道内に住んでいる人も含んでおり、北海道全体で見ると人口は減ってきています。
あなたは何にし、札幌へ?
この記事を読まれている方は、札幌に引っ越しをしようと考えている人、札幌に引っ越すことが決まった人がほとんどだと思います。
あなたは何をしに、札幌へ来ますか?
どんな理由にせよ、あなたの札幌での生活が実りあるものであることを願っています。