札幌にあるスーパーマーケットには何があるんだろう?と転勤してきたり、移住してきたばかりの人だと気になりますよね。
札幌にあるスーパーマーケットは、どういうスーパーマーケットがあるか説明していきます。
札幌にある代表的なスーパーマーケット
札幌にある代表的なスーパーマーケットは下記の通りです。
- イオン(イオン北海道・イオングループ)
- マックスバリュ(マックスバリュ北海道・イオングループ)
- ビッグ(マックスバリュ北海道・イオングループ)
- フードセンター(マックスバリュ北海道・イオングループ)
- まいばすけっと(イオン北海道・イオングループ)
- イトーヨーカドー(7&iホールディングス)
- ダイイチ(7&iホールディングス)
- 西友(ウォルマート)
- スーパーアークス(アークスグループ)
- ラルズ(アークスグループ)
- 東光ストア(アークスグループ)
- ビッグハウス(アークスグループ)
- コープさっぽろ(生協)
- ラッキー(北雄ラッキー)
- JR生鮮市場(北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテール)
- 卸売スーパー(津司)
- 北海市場(モリワキ)
- ホクノー(ホクノー)
等があり、更に店舗数が少なかったり、1店舗のみで運営する食品スーパーが数社あり、割とカオスな状態となっています。
札幌でのスーパーマーケットのシェア 売上順位
札幌市内だけでどのスーパーが売上が高いのか分かりませんが、帝国データバンクの資料によると北海道全体でグループ単位で見てみると
- 1位:イオングループ
- 2位:アークスグループ
- 3位:コープさっぽろ
となっていますが、これは北海道に本社を持つ法人のみであり、イトーヨーカ堂や西友のような北海道に本社を持たないスーパーマーケットは含まれていません(イオンはイオン北海道とマックスバリュ北海道が北海道の現地法人となっています)。
ただし、イトーヨーカ堂及び同グループの「ダイイチ」の店舗数、西友の店舗数を勘案するとグループ単位でのベスト3には入らないと思われます。
良くて4位と6位くらいでしょう。
またアークスグループをCGCグループとしてみると、北海道全体で1位になります。
つまり北海道でのスーパーマーケットのシェアは
- 1位:CGCグループ
- 2位:イオングループ
- 3位:コープさっぽろ
となり、北海道ではイオンは2位の売上となっている状況です。
実際にイオンの岡田社長は、北海道でシェア1位になれないことに関して中期経営計画の発表の中で危機感を示しています。
ただし店舗展開を考えると今後はイオングループが1位になってくるものと思います。
札幌におけるイオングループについて
札幌というよりは北海道ですが、イオングループは2つの会社があります。
- イオン北海道株式会社
- マックスバリュ北海道株式会社
イオン北海道株式会社
イオン北海道株式会社は札幌では
- イオン
- イオンスーパーセンター
- まいばすけっと
の3つの業態で展開しています。
イオン
本州でもある総合スーパーマーケット(GMS)であるイオンは札幌で現在12店舗を展開しています。
イオンスーパーセンター
札幌市内では1店舗のみイオンスーパーセンターとして展開しています。
GMSではなく、SSM(スーパースーパーマーケット・食品と日用消耗品を中心としたスーパーのこと)とホームファッションの要素を組み合わせており衣料品の展開をしていない店舗です。
まいばすけっと
札幌市内で36店舗(2018年11月9日現在)を展開している小型スーパーです。
スーパーというよりは、コンビニに近いのですが、生鮮食品も多数扱っています。
マックスバリュ北海道株式会社
札幌市内では、
- マックスバリュ
- マックスバリュ エクスプレス
- フードセンター
- ザ・ビッグ
- ザ・ビッグ エクスプレス
- プライスマート
と6つの店舗名で展開しています。
SSM(スーパースーパーマーケット)で、エクスプレスがつくとやや店舗が小型化されています。
6つの店舗名で札幌市内では40店舗(2018年11月現在)を展開しています。
北海道のイオンの今後
2018年10月にイオン北海道を合併存続会社、マックスバリュ北海道を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行い経営を統合するとイオンは発表をしています。
統合することでスケールメリットを活かし、物流やIT投資を強化するとのことです。
なので数年でマックスバリュ北海道株式会社は無くなり、イオン北海道株式会社のみになると思います。
札幌におけるアークスグループ
アークスグループは北海道と東北をメインに展開している小売業社で、本社は札幌市にあります。
CGCにも加盟しており、広義ではCGCグループの企業です。
札幌では、
- 株式会社ラルズ
- 株式会社東光ストア
の2つの会社で展開しています。
株式会社ラルズ
株式会社ラルズは
- ラルズマート
- スーパーアークス
- ビッグハウス
- スーパーチェーンシガ(1店舗のみ)
- フレッティ(1店舗のみ)
の5つの店舗名で札幌では35店舗(2018年11月9日現在)を展開しています。
株式会社東光ストア
株式会社東光ストアは
- 東光ストア
- ディナーベル
の2つの店舗名で札幌では27店舗(2018年11月9日現在)を展開しています。
コープさっぽろ
コープさっぽろは、会社ではなく生活共同組合です。
札幌ではコープさっぽろとして25店舗を展開しています。
ただし店舗に行ってもそれほど混み合っている様子は無く、札幌市内での店舗としての売上はそれほど大きくは無さそうに思います。
札幌における7&iのスーパーマーケットについて
イトーヨーカ堂やセブンイレブンを展開する、7&iホールディングス。
スーパーマーケットとしては
- イトーヨーカ堂:札幌で5店舗の展開
- ダイイチ:札幌で5店舗の展開
となっており合計で9店舗と札幌でのシェアはあまり大きくなっていません。
ダイイチは7&iホールディングスではありますが、株式会社ダイイチが展開しており、ポイントも独自の「ダイイチポイントカード(フレカカード)」を展開しており、札幌での積極的なグループ展開は行っていないように見えます。
札幌における西友
今は外資系になっている西友は、ウォルマートというアメリカの会社の傘下です。
札幌では、西友として9店舗を展開しています。
電子マネー決済は導入していませんがクレジットカードは使えるようになっています。
しかし、ウォルマートが西友を手放すという噂がたち、楽天と組んで楽天西友ネットスーパーが出来たこと等を考えると今後、札幌でどういう展開に進むか読めないところがあります。
小規模のスーパーマーケット
札幌で展開する小規模のスーパーマーケットはとにかく価格で勝負というところが多くなっています。
クレジットカードや電子マネーは使えないけど、その分安くということで人気なスーパーマーケットは下記のものがあります。
JR生鮮市場
札幌市内では7店舗を展開しているスーパーマーケットです。
生鮮食品が安い傾向にあり、ハーゲンダッツが1つ税込み200円未満で購入出来ることもあり、人気のスーパーマーケットです。
特に肉類が安い傾向にあります。
イオン等の大手スーパーに比べ肉類なら1~2割安くなっていることが多くなっています。
マンボウ西野店
1店舗のみのスーパーマーケットですが、全国放送でも激安スーパーとして紹介されたことから非常に人気の地域密着型のスーパーマーケットです。
とにかく安いものが多く土日ともなると150台の駐車場に駐車できないこともあるくらい人気です。
買い物コストを考えてスーパーマーケットは利用しよう
激安スーパーマーケットや大手のスーパーマーケット、どちらを利用するにせよ、メリット・デメリットはありますが、一番の問題は買い物コストです。
普段の買い物で300円のガソリンを使って200円お得にするよりもガソリンを使わず買い物をした方がよりお得になるという理屈は分かると思います。
しかし、安く買うということで喜びがあったりお得感があったりしてストレス発散にもなることもあります。
買い物をする上で買い物コストと買い物をすることで得られる喜びやストレス発散を上手くコントロールして上手く利用してくださいね。