札幌・北海道の携帯電話・スマホのシェア率について

札幌に引っ越してきたけど、今のままのスマホで良いのかな？と思う人もいるでしょう。

またどこのキャリアが一番使われているのか気になる場合もあるでしょう。

3大キャリアすべて契約しており、格安スマホを30社以上契約してきた筆者が今のままのスマホで良いか、そしてキャリアのシェアについても解説していきます。

今のスマホのままで良いか？結論は基本OKです！

先に結論から言うと、docomoやau、ソフトバンクの大手3キャリアを使っている人は、そのままで基本的に問題ありません。

ただし、札幌と言ってもかなり広く東京23区の倍近い面積があり地域によっては通じないエリアもあります。

特に西区や南区の山間エリア、豊平区・清田区の山間エリアではどのキャリアでも通じないところがあります。

また札幌に移り住んだのだから北海道のいろいろな観光スポットに遊びに行きたいと考えた場合、北海道全域でも通信・通話が出来ないエリアがあります。

ただし、面積のカバー率で言えばdocomoが圧勝で、次にau、そしてSoftBankとなっているので、出来るだけ通話・通信エリアが広いキャリアが良いということであればdocomoを選ぶのが最も無難です。

札幌市内での普段の生活ではどのキャリアを選んでも大差はありません。

もっとも通信速度が最も遅いのはdocomoです。そして最も早いのはauという傾向が見られています。

普段の生活で快適に使いたいのならauがおすすめです。

といえるでしょう。

札幌のみの大手携帯3キャリアのシェアに関する資料が無かったので北海道で説明します。

北海道における携帯3キャリアのシェアは下記のようになっています（2018年9月現在）。

docomoや1位で2位がau、3位にY!モバイルも含めたSoftBankとなっていますが、SoftBank勢はdocomo・auの半分以下となっています。

昔から比べるとdocomoはシェアを減らし、auやSoftBankが増えている傾向にありますが、関東に比べるとSoftBankのシェアは非常に低いと言えます。

これは、昔からdocomo使っていたということもあると思いますが、SoftBankの通信エリアに対して不安があるという人もいるからだと思います。

2018年9月6日、北海道全域を停電させた北海道胆振東部地震、この時に3キャリアの繋がり具合を札幌市内の中心地で調べました。

結果は、

となり、SoftBankだと震災時に不安があるように感じました。

もちろんエリアによっては違う結果になったかもしれませんが、SoftBankの回線の震災時の不安定さはよく言われていますので、念の為にdocomoやauにした方が良いかもしれません。

3キャリアのスマホならどこでも普段の札幌市内の生活で不便を感じないと思いますが、格安スマホ・格安SIMと呼ばれるスマホは北海道には向いていません。

ただし下記の4社であれば格安スマホ・格安SIMのままでも大丈夫です。

この4社以外ならば、格安SIM・格安スマホは使わない方が良いでしょう。

理由は、もし本州で大規模な震災が起きた時に上記の4社であれば使える可能性が高いからです。

格安スマホ・格安SIMはdocomoやau、SoftBankの回線を借りています。

回線を借りるために各格安スマホ・格安SIMの会社は3キャリアの通信設備・通信機器をつなげています。

この設備のことを相互接続点と言い、POI(Point of Interface)と呼んでいます。

このPOIはほとんどの格安スマホ・格安SIMの場合、関東もしくは関西のどちらか1カ所でつなげているため、関東もしくは関西で大規模な地震が起きて設備の入っている建物そのものが損壊した場合に通信そのものが出来なくなる可能性があります。

しかし最初に紹介した4社は関東と関西、両方（もしくはそれ以上）でPOIがあり、仮に関東で大規模な震災があっても関西のPOIが代わりに動いているために、通信・通話が出来る可能性が高くなっています。

しかし4社以外の格安スマホ・格安SIMだと仮に関東のPOIが震災で使えない状態になると、そもそも通信・通話が出来なくなります。

震災等の安全面を考えると、大手3キャリアが上記4社のスマホにしておくことをおすすめします。

参考までに筆者はメインのスマホはdocomo、念のためにUQモバイルのスマホをサブとして2台を常に持ち歩いています。