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札幌で賃貸物件の種類は?物件の種類別にメリット・デメリットを紹介

団地

札幌に移住するための賃貸物件探し、ネットで情報を収集していることも多いでしょう。

札幌で生活をするために移住してくる時、賃貸物件はどういうものを選べば良いのか悩んだ時にどういった違いやメリット・デメリットがあるのか説明していきます。

札幌の賃貸物件の種類

札幌に限った話ではありませんが、賃貸物件の種類は概ね下記になります。

  • 賃貸マンション
  • 分譲マンションを賃貸マンションとしている
  • アパート
  • 団地(UR等)
  • 一軒家
  • シェアハウス

家族で札幌に移住・引っ越しをする場合だとシェアハウスは賃貸物件の候補から除外されると思いますが、それぞれ札幌ならではの特徴があります。

札幌の賃貸マンションは人気エリア中心に少なめ

札幌には賃貸専用のマンションというのはやや少ない傾向にあります。

中央区では特に少なくなっています。

筆者が札幌で家探しをしている際、20件以上の物件を内覧しましたが、賃貸専用のマンションは1件しかありませんでした。

もちろん、探している住まいへの条件で賃貸専門のマンションもあります。

それに中央区以外、人気エリア以外なら賃貸専用のマンションはありますが、主に家族向けであり駅から離れていることが多いため住むのには少し不便だと感じることが多くなっていました。

日常の生活の交通手段が車なら良いかもしれません。

賃貸マンションのデメリット

  • アパートと比べると家賃は高い傾向にある
  • 分譲マンションと比べると遮音性は低い傾向にある
  • 人気のエリアだと少ない傾向にある
  • エレベーターが無いことが多い(4階までなら通常なし)
  • 駅から少し離れていることが多い

賃貸マンションのメリット

  • 分譲マンションを賃貸マンションとして借りるよりは家賃が安い
  • マンションの管理会社が1つなので、手間が少ない
  • 駐車場が1部屋に1つあることが多い

分譲マンションを賃貸マンションして借りる

札幌では近年、分譲マンションの建築ラッシュとなっています。

分譲マンションを購入している人の中には住むためでなく、投資として購入している人もかなりいます。

そして投資先として分譲マンションを購入して、値上がりを期待して待つために寝かすということを行う人がいて、その寝かしている間、賃貸マンションとしている物件が数多くあります。

筆者も実はこのタイプのマンションに住んでいます。

札幌でも人気のエリアに非常に多く、円山エリアや大通エリア、バスセンター前エリアはほとんどが分譲マンションを賃貸マンションとしています。

もちろんメリットもデメリットがあります。

分譲マンションに住むことのデメリット

  • 駐車場の空きが無いことが多々ある
  • 家賃が高めになる
  • 管理会社とオーナーとの関係が面倒

分譲マンションの管理会社とマンションの部屋を購入しているオーナーが契約している管理会社が異なることが多々あります。

その場合、例えばマンションの駐車場や駐輪場を後から借りようとするとオーナーが契約している管理会社→マンションの管理会社というように間に1つ加わることでスムーズに契約が出来ないことがあります。

分譲マンションに住むことのメリット

  • 人気のエリアに住めること
  • 駅から近いことが多く利便性が高い
  • 共有スペース等の設備が賃貸マンションよりも良い
  • 分譲マンションのサービスを受けられる
  • 雪かきはほとんど不要

札幌のアパートはあまりおすすめでは無い

人気のエリアにはアパートはあまりありませんが、中央区で言えば路面電車の沿線には数多くありますし、地下鉄駅の沿線にも数多くあります。

しかし、マンションに比べ札幌でアパートに住むことはあまりおすすめしません。

アパートに住むことのデメリット

  • マンションに比べ寒いことが多い(暖房代が余分にかかりやすい)
  • 防音性・遮音性が低い(隣・上下の部屋の音が響きやすい)
  • 駐車場の雪かきが必要なことが多い
  • 防犯対策が弱い

アパートに住むことのメリット

  • 家賃が安い
  • 駐車場付きのことが多い(人気エリア・学生向け物件以外)

団地(UR等)に住む

札幌にも団地は数多くあります。

元々札幌は急速は発展を遂げた街であり増加する人口に対応すべく団地が数多く建てられました。

その団地に住む人が移動しやすいようにと地下鉄駅も近いことがあり便利になっていることもあります。

ただ団地は公営のところが多く、元々札幌市民でなければ住めない場合もありますし、年収が高いと住めないこともあります。

しかし最近はURの管理下になってきていることが多くリノベされたURの団地に住む人も増えています。

団地に住むデメリット

  • 入居条件が限定されることがある
  • 昔から住んでいる人も多いので近所付き合いが必要になることがある
  • 団地の会合に出ないといけないことがある
  • 基本的に建物が古い
  • 防音性・遮音性が低いところがある
  • 昔から住んでいる人にいろいろと噂話をされることがある
  • 質の悪い人が住んでいることがある

団地に住むメリット

  • 建物の構造はマンションと同じことが多い(気密性はアパートより高く暖かい)
  • 家賃が安い傾向にある
  • 良いリノベ物件にあたると新築気分で住める
  • 地下鉄駅に近い物件が多い
  • 人によっては地元の人と仲良くなれる確率があがりそれが楽しい人も

札幌の一軒家に住む

札幌と言っても地域によっては過疎化が進んでおり、一軒家の賃貸物件もそこそこあります。

庭付きの家に住みたい、駐車場が2台以上必要という場合は一軒家は便利です。

ただし、住むにあたっていろいろな手間がかかってしまうのも一軒家の特徴です。

一軒家に住むデメリット

  • 近所付き合い・町内会への参加がほぼ必須(ただし札幌は他よりも緩い傾向にある)
  • 雪かきが必須となる
  • 家が広いと光熱費がかさむ
  • 冬は水道の水抜きが必要なことが多い
  • 家によってはとても寒いか結露が激しい傾向にある
  • 駅から離れることが多い

一軒家に住むメリット

  • 庭付きが多い
  • 広々と住めることが多い
  • 駐車場2台付きで車を複数台所有している家族には便利

シェアハウスに住む

夫婦や家族で住む場合は選択肢に入らないことが多いシェアハウスですが、共同生活(もしくは半共同生活)が気にならない人なら非常に安く住めるのでここ最近、人気となっています。

ただ入居者と仲が悪いと最悪の結果になるという話はよく聞きます。

結局、シェアハウスは居住者との関係が如何に良好に保てるか?

もしくは人を気にしないかが重要な要素となっています。

シェアハウスのデメリット

  • プライバシーが少ない
  • 人に気を使うことも多い
  • 居住者と仲が悪くなると最悪
  • トイレやお風呂が共同が嫌いな人には向いてない
  • 1人身勝手な人がいると共有設備が汚れたままになりやすい
  • 壁が薄いので隣の部屋の住人の音やいびきが大きいと気になる

シェアハウスのメリット

  • 家賃が非常に安い
  • 気の合う仲間同士であれば楽しい毎日が過ごせる

札幌で住む居住先はしっかりと考えよう

1人暮らしならそれほど深く考えなくても安さ(予算)や自分にとっての利便性だけで住むところは選べますが、結婚しているとパートナーのことも考えないといけませんし、子供がいたら子供の通学や進路のことも考えないといけません。

また働いているとあまり自宅にいないこともあって、住む場所を疎かにしてしまうこともあるでしょう。

でも自宅にいる時間が長い家族のことも考えて住まいを決めてくださいね。

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