札幌は水道代が高いことで有名ですが、それ以前に札幌の水道で注意しないといけない点が2つあります。
それは凍結と停止です。
札幌は冬になると水道が凍結して出なくなることがあります。またマンションでは停電でポンプが停止して水が出なくなることがあります。
札幌ならではの水道の注意点を詳しく解説します。
水道の凍結について
2000年以降に建てられたマンションであれば概ね心配は必要ありませんが、2000年よりも前に建てられたマンションや、アパート、一軒家では冬になると水道が凍結して水が出なくなることがあります。
外気温がマイナス4度以下になると水道の凍結が発生することが多くなると言われています。
水道が凍っても解ければ問題ないと思うかもしれませんが水が凍ると水道管に亀裂が入ったり破裂することがあり水漏れの原因となります。
昼間はそこまで寒くなる日は少ないのですが夜は普通にマイナス4度以下になる札幌の冬、対策は「水抜き」という作業を行うことです。
水道管の中の水を抜くことで凍結を防ぐようにするのが一般的です。
昔は水道を一晩中出しておくということを行っていたこともありましたが、さすがに水道代が高い札幌、水を出したままにするのはあまりにも経済的にも勿体ないので、水抜きが必要かどうか賃貸であれば管理会社に確認をしましょう。
一軒家であればハウスメーカーや建築業者に確認するようにしてください。
水道の停止
札幌は他の地域に比べて停電が多い地域です。特に冬に発生します。
理由は雪により電線が切断してしまうことです。またここ1、2年で地震のために停電が発生することも増えています。
停電しても水道は関係ないと思うかもしれませんが、マンションの場合、電気を使用するポンプで組み上げていることがあり、停電するとそのまま水道が使えなくなることもあります。
低層階のマンションならポンプは使っていないことが多いのですが、10階建て以上のマンションだとポンプを使って水を組み上げているため、停電になると水が出なくなることがあります。
必死は15階建てのマンションの8階に住んでいますが、定期点検以外でこの1年で2回、停電のために水が出なくなりました。
短時間で復旧はするものの、不便な時もあります。
特に小さなお子さんがいるご家庭だと非常に不便で不安になります。
10階建て以上の高層マンションに住んでいる場合は、水は常に確保しておくことをおすすめします。